ナチュラル派にオススメ！アトピー治療にマストな3つのハーブ

アトピー性皮膚炎の治療や改善にマストなハーブ

アトピー性皮膚炎はもっとも一般的な皮膚疾患の一つです。小児期初期に発症することが多く、赤ちゃんや子供の10%以上がアトピー性皮膚炎になります。典型的な症状は赤い発疹、極度に乾燥した斑点、かゆみ、皮膚の炎症などです。アトピー性皮膚炎は、皮膚が激しい温度差にさらされる冬に発症しやすくなります。

アトピー性皮膚炎の発症期においては、十分な保湿と、貴重な皮膚の水分が失われないことを保証するための適切な保護を皮膚に与えることが重要です。また急性期やかゆみを鎮静させ、皮膚のバランスを回復させるのに役立つ花やハーブも大きく貢献するでしょう。

アトピー性皮膚炎の発生時に皮膚を鎮静させるのに役立つハーブを3つ選びましました。

ジャーマンカモミール（ブルーカモミール）

ジャーマンカモミールの使用には長い歴史があり、古代エジプトやギリシャ時代までさかのぼります。この素晴らしい植物はこれまで、腹痛、咽頭炎、ニキビ、湿疹、不眠症、乾癬、オムツかぶれなど、さまざまな症状の緩和に使用されてきました。ジャーマンカモミールは今では、アトピー性皮膚炎やさまざまなタイプの皮膚炎の症状を緩和するのに最も人気のある成分です。その作用は以下の通りです。

・抗炎症作用：天然の抗炎症作用を持つジャーマンカモミールは、赤み、かゆみ、炎症、腫れといった感染症状を緩和するのに効果的です。
・殺菌作用：皮膚を鎮静させ、かゆみを防ぎます。
・抗菌作用：炎症過程を引き起こす細菌を破壊するのに役立ちます。

ラベンダー

ラベンダーのエッセンシャルオイルは、その心地よい香りや素晴らしい色だけでなく、皮膚やその他器官に対して持つさまざまな優れた効果も人気の理由です。ラベンダーは数多くの薬効を持つため、2500年以上前から使用されてきました。古代ローマ人やギリシャ人、ペルシャ人は、皮膚を綺麗にするためにお風呂にラベンダーの花を入れていました。第一次世界対戦中は、兵士の傷の治療や医療機器の消毒においてラベンダーのエッセンシャルオイルが殺菌剤や消毒剤として使用されました。今ではラベンダーは、肌トラブル用の軟膏やクリームに使用される人気成分です。その作用は以下の通りです。

・殺菌作用
・抗菌作用
・切り傷や小さな怪我の治療に役立つ
・抗アレルギー作用
・抗炎症作用
・細胞成長を促進
・鎮静作用

マリーゴールド

マリーゴールドは皮膚に対して優れた薬効を持つため、ハーバリストの間では「皮膚の母」としても知られています。肌トラブル緩和に対するマリーゴールドの治療的使用は、すべての古代文化において行われていました。マリーゴールドは鎮静特性があるため、化粧品においても高く評価されている成分です。マリーゴールドの花びらには、皮膚をフリーラジカルによるダメージから守り、皮膚の治癒と再生に積極的役割を果たす強力な抗酸化化合物を持つ樹脂が含まれています。マリーゴールドは、皮膚のコラーゲンおよびエラスチンの形成を促進し、瘢痕組織の形成を防ぐのに役立ちます。また以下のような特性を持つため、アトピー性皮膚炎や湿疹のケアに適しています。

・かゆみの鎮静
・皮膚の炎症を抑制
・皮膚を深く保湿し、柔らかくする
・皮膚細胞の再生を促す

アトピー性皮膚炎のケアにおいては、ハーブに加え、油分の多い軟膏を定期的に使用して保湿することが重要です。油分が保湿を維持する保護膜を作ってくれるからです。

荒れた肌用軟膏

・コールドプレス製法のオーガニックヘンプオイルを配合しているこの軟膏は、保湿バランスを促進しながら、乾燥肌を保護する自然なバリア機能を活性化させます。

・CBDが皮膚反応を鎮静させ、皮膚の保護メカニズムを促進します。
・マリーゴールドが皮膚の再生を促進し、抗炎症剤として作用します。
・ジャーマンカモミールが皮膚反応を鎮静させます。
・オメガ3とオメガ6脂肪酸を完璧な割合で含むヘンプオイルが、自然なオイルと保湿のバランスを維持し、皮膚の保護層を強化します。
・ラベンダーが日光暴露後の皮膚の不快感を予防し、皮膚反応を緩和し、また抗炎症剤として作用します。

カモミールとラベンダー、CBDが配合されたお悩み肌用のスキンバーム。