世界保健機構は医療大麻に健康上のリスクはないと宣言したのか!

昨年12月WHOは、大麻の特定の成分は安全であり、規制の必要はないと述べました。この件に関して、ネット上に誤った情報が出回っているため、WHOによる発表の真意を明らかにしたファクトチェックを紹介します。

世界保健機構の医療大麻に関する見解

主張:世界保健機構は医療大麻に健康上のリスクはないと宣言したのか?

評価:ほぼ間違い

真相:世界保健機関の麻薬依存に関する専門委員会は、大麻の非精神活性成分であるカンナビジオール(CBD)は法的な規制が不要であることを証明するのに十分安全であると考えていることを公表しました。

間違っている点:WHOの発表は、精神活性成分THCを含む大麻から生じた潜在的な大麻オイルまたはCBD製品、ならびに全草としての大麻には触れていません。またアメリカの薬物政策に対する法的影響はもちません。

元々の発表:2017年12月半ば、ネット上でニューヨーク・ポストのトップ記事が、WHOが医療大麻に健康上のリスクがないことを宣言したという驚きの報道を伝えました。

一般的に大麻を成人が使用した場合、その他スケジュールI薬物と比べて深刻な健康上のリスクは少ないことはほとんどの専門家が認めていますが、これらのネット上の記事はWHOの発表範囲を誇張しています。

2017年12月13日、世界保健機関(WHO)の薬物依存に関する専門委員会(ECDD)はプレスリリースを発表しました。ECDDは、特定の薬物に関して政府が実施すべき法的管理レベルを勧告するために1年に1回開催される委員会です。ECDDは、大麻によく知られている精神活性作用を引き起こさない特定の化学物質カンナビジオール(CBD)に関する簡潔な意見を提示しました。

ECDDはカンナビジオールと呼ばれる大麻化合物に関して初期レビューを行いました。動物およびヒトに対する研究の最新証拠は、CBDの利用がてんかんの発作や関連疾患に対していくらかの治療的価値を持つことを示しています。また現在の証拠によると、カンナビジオールは乱用される傾向は低いことがわかっています。

そこでECDDは、現在の情報はカンナビジオールの分類を証明しないと結論づけ、完全なカンナビジオール製剤のレビューを、委員会が大麻ならびに大麻関連物質に関する包括的レビューを実施する2018年5月に延期しました。

この意見は実質的に、法的地位が複雑な状態であるアメリカにおけるCBD製剤をどのように分類するかという問題と、精神活性成分THCを含む大麻製剤の分類に関するより大きな問題を分けて考えることを可能にしました。国際レベルでは、この大きな問題は2018年6月はじめにスイス、ジュネーブで開催さえる薬物依存に関する専門委員会会議で議論されます。

2018年6月会議は、以下(を含むがこれに限定されない)の大麻ならびに大麻関連物質の事前審査を実施することに完全に専念します。

  • 大麻草および大麻樹脂
  • 大麻の抽出物およびチンキ剤
  • ・デルタ9テトラヒドロキシカンナビノール(THC)
  • THCの異性体

現在の米連邦法は、規制物質法の大麻の定義から作られた製剤はすべて、CBDオイルも含め、スケジュールI薬物の大麻であるとみなしています。この定義は非常に広範で、以下が含まれます。

生育中であるなしにかかわらず、カンナビス・サティバLのすべての部位、その種子。大麻草のすべての部位から抽出された樹脂。大麻のすべての化合物、製造物、塩、誘導体、混合物ならびに製剤、その種子または樹脂。

しかし多くのCBDオイル製造業者は、2014年農業法によって「生育中であるなしにかかわらず、乾燥重量でデルタ9テトラヒドロキシカンナビノール濃度が0.3%未満であるカンナビス・サティバL」と法的に定義され、連邦法のもと栽培を認める州において栽培ができるヘンプからCBDオイルを製造していると主張しています。さらに、複数の州では、大麻から製造されているオイルであっても、最小限のTHCしか含まないCBDオイルの所持を認める法律も可決されています。

大麻製品の法的定義とヘンプの法的定義の間にある明白な相違に関して、DEA(麻薬取締局)のラス・ベアー報道担当官は、2017年3月Leafly.comに対して、ヘンプから生じる製品は規制物質ではないと述べました。

「製品は大麻草の非中毒性部位から生じている場合、それは規制物質ではありません」

一部の製造業者による主張にかかわらず、大麻の「非中毒性部位」またはヘンプからCBDを製造する能力自体が物議をかもすテーマです。これらの問題は、6月のWHO会議中に議論される可能性が高いです。

いずれにしても、2017年12月にCBDは安全であると宣言したWHOの発表は、アメリカにおけるCBD製剤と販売に対してなんの法的影響も持ちません。またこの発表はカンナビジオールのみに限ったもので、広い意味での医療大麻には言及していません。

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出典:snopes