CBDが肥満解消に役立つかもしれないある研究結果

CBDは肥満解消に可能性を示したマウスを用いた研究結果が発表されました。人体にも適用できるか知るためにはさらなる研究が必要ですが、これが確証できれば、ダイエットしたい人たちからCBDオイルはさらなる人気を集めることになるかもしれません。

CBDの作用を理解するために、まずは脂肪の種類について説明しましょう。体内にある脂肪を分類する場合、色によって分類する、という方法があります。すなわち、白と褐色です。

私たちの体内にある脂肪の大部分は白い脂肪で、白色脂肪組織(WAT)とも呼ばれ、いわゆる体脂肪のことを指します。それを更に分類すると、内臓脂肪と皮下脂肪に分けられます。内臓脂肪は、腹部と、胃、腸、肝臓といった臓器の周辺に蓄えられます。

「活性脂肪」とも呼ばれる内臓脂肪は、糖尿病、心臓病、代謝異常などの慢性疾患との関連があります。白色脂肪である内臓脂肪は、蓄積すれば肥満につながる、いってしまえば不健康な脂肪。健康を向上したければ、この脂肪を取り除いて、体重を減らさなければなりません。

対して、褐色の脂肪は、褐色脂肪組織(BAT)と呼ばれ、細胞の原動力である鉄分が豊富なミトコンドリアが存在することによって、この茶褐色になっています。褐色脂肪が燃えると、熱生産というプロセスが発生し、震えを生じることなしに、熱を生むことができます。

他には何が起こると思いますか?白色脂肪に蓄えられていたカロリーが、エネルギーとして燃焼されるのです。ということは、適正な体重の人は太りすぎの人と比べて、褐色細胞の方を多く持っているという事実も、さほど驚くようなことではありませんよね。

白色脂肪を褐色脂肪に変えることはできるのか?

褐色脂肪は、身体が冷えているときに活性化されます。ですから、冬の間あまり暑くならないようにして、寒い気候のときに外に出たり、氷浴をしたりするのが効果的です。肥満の場合、体重を落とすために運動をすることが勧められますが、体重を落とすには食物摂取量を変えることが推奨されます。運動は褐色脂肪の生産を促し、更に十分な睡眠は理論上、体重の減少を促進するようです。

他にも、褐色細胞を生成させる可能性のあるライフスタイルがあります。もうお分かりでしょうか。そう、CBDです。マウスを用いた研究では、CBDは、脂肪を褐色化させる複数の遺伝子の発現を増やすことが分かりました。

遺伝子発現とは、遺伝子内のDNAをタンパク質やその他の分子などの機能的な遺伝子産物を作成するための指示に変換するプロセスです。複数の要因が、遺伝子発現に影響を与える可能性があります。食生活、栄養状態、ストレス、身体活動など、他にもさまざま。これらの動物実験が人間においてもあてはまれば、CBDは全ての医療専門家の道具箱、そして健康・体重管理に気を払う消費者の家すべてに置かれることになるでしょう。

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出典:FreshToast