ヘンプの仮想通貨?ヘンプコインを知るための基本データ

こんにちは!
仮想通貨に詳しい人でなければ、ヘンプコインと聞いても何のことだかあまりピンとこないでしょう。とはいえ、CBDオイルの元となっているヘンプのことなら何でも知りたい自分としては気になるところ。ヘンプコインとはどうやら仮想通貨の一種らしいです。そこで、仮想通貨には全く詳しくないけれど、ヘンプコインについて調べてみました!

ヘンプコインとは何か?

ヘンプコインとは、特に医療大麻またはヘンプ農業を中心とした農業に特化した仮想通貨です。ビットコインを含む仮想通貨を運営するのと同じテクノロジーであるブロックチェーンに作られています。またビットコインのソースコードを元にしています。ヘンプコインの目的は、ディスペンサリーと呼ばれる医療大麻薬局と大麻・ヘンプ農家、流通業者間の取引をより早く、より簡単に促進することです。

日本からでもヘンプコインを買うことはできます。あくまで仮想通貨であり、違法な大麻ではないので、もちろん合法です。日本の取引所では販売していませんが、海外の取引所Bittrex(ビットレックス)で取引することができます。

ヘンプコインが急成長した背景

アメリカでは現在多くの州で医療大麻が合法化され、一部の州では嗜好用大麻も合法化されているため、大麻産業が急速に成長しています。ヘンプコインは2014年に設立されましたが、当初は他の仮想通貨ほどの勢いはありませんでした。それは、2015年/2016年に合法化に関する討論が加熱し始めるまで、ヘンプ・大麻産業がそれほど人気ではなかったという事実によるものです。また仮想通貨も当時は今ほど大きな取引ではなかったことも要因の一つとして考えられます。しかし、状況は変化し、仮想通貨もブロックチェイン・テクノロジーも今では大流行しています。これによってヘンプコインの人気も上昇するようになります。

ヘンプコインがニッチな市場を対象にする仮想通貨であるという事実は、特に仮想通貨のトレーダーにとって魅力的です。ほぼ全ての仮想通貨が過去1年で大幅な成長を経験しましたが、ヘンプコインも例外ではありません。ヘンプコインの現在の価格は$0.242976ですが、最近では史上最高の$0.260549を記録しました。現在の時価総額は$55,884,513で、時価総額に基づく仮想通貨リストでは現在172位にランクインしています。

ヘンプコインのライバル:ポットコイン

とはいえ、大麻産業に重点を置いているのはヘンプコインだけではありません。もう一つポットコインと呼ばれる仮想通貨があり、同じくニッチな市場を対象としています。ポットコインのウェブサイトは、大麻産業が銀行サービスに深く依存していると指摘しています。ポットコインの目的は合法化された大麻の支払いのスタンダードとなることです。現在ポットコインは、時価総額に基づくリストでヘンプコインより上の141位にランクインしており、時価総額$75,461,212、最新価格は$0.344553です。

まとめ

医療大麻向けの仮想通貨という日本とはあまり縁がなさそうなヘンプコインですが、ドイツ、タイ、アメリカ各州、デンマークと海外で続々と続く医療大麻合法化の波を考えると今後もさらに成長していくことは間違いなし!今からヘンプコインを購入しておくと数年後に嬉しい結果が待っているなんてこともあるかもしれませんね。