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てんかんについて

      2017/09/27

てんかんとは?

脳は、約140億個の細胞を持つ、1.3~1.5kgの器官であり、人間の運動や、感覚、思考、記憶などを司る大変重要な器官です。
非常に高度なコンピューターのような精密な働きをしており、体の隅々まで張り巡らされている末梢神経から送られてきた情報を的確に処理して、運動神経へと送り、体の動きをコントロールしています。

てんかんは、このような大脳の神経伝達経路の一部が何らかの理由で突然、異常な電気的な興奮を引き起こすことが原因で起こる慢性的な病気です。
シグナル伝達が乱れた結果、けいれん発作、意識障害、感情や感覚の変化などが引き起こされます。

発作の種類としては、意識喪失とともに全身が痙攣する「強直間代発作」や全身の力が抜けて崩れるように倒れる「脱力発作」のような症状の重い発作から、数秒から数十秒だけ意識を消失する「単純欠神発作」や意識が保たれたままの「単純部分発作」などの症状の軽いものまで、多岐にわたります。
症状には個人差が大きく、この発作的症状が断続的に時折起こる人もいれば、一日に何度も起こる人もいるなど、人により発作の頻度は様々ですが、繰り返し発作が起こることがてんかんの特徴になります。

身近な病気、てんかん

現在、てんかんの罹病率は総人口の約1%と言われており、全国では約100万人のてんかん患者がいると言われています。
3歳以下の発病が最も多く、80%は18歳以前に発病すると言われていますが、最近では高齢者の脳血菅障害などによる発病が増えてきています。

歴史上の人物にもてんかんだった可能性が高い人達が何人も存在しており、たとえば、ロシア人作家のドストエフスキー、哲学者のソクラテス、軍人で政治家のナポレオン、発明者のアルフレッド・ノーベル、画家のゴッホなどが、てんかんであったと言われています。

てんかんは特別な人がかかる病気ではありません。
障害や精神病からてんかんが引き起こされるというものでもなく、むしろてんかんを持つ多くの人々は、正常または平均以上の知能をもっているともいわれます。
また、てんかんがあるから知的障害を引き起こすものでもありません。
現在は、神経細胞の異常な興奮を鎮める作用を持った良い薬も開発されており、適切な治療を行えば、てんかん患者の70~80%で発作を抑えることができ、多くのてんかんの患者さんは問題なく社会生活を送っています。

てんかんの種類

てんかんは、発作を起こす部位により、発作を起こす異常な電気信号の放電が脳の一部から起こる「部分てんかん(局在関連てんかん)」と、初めから脳の両側にまたがる広範な領域に放電が起こる「全般てんかん」の、二つの種類に分けられます。

もう一つの分類方法として、発作の原因や障害がはっきりと分かっているかどうかでも分類される事があります。
特定の病変や原因が見当たらないものを「特発性てんかん」といい、脳の形や働きが損なわれているといったように明らかな病変が認められるものを「症候性てんかん」といいます。
上記の分類を組み合わせて出来る分類が以下のようになります。
・特発性部分てんかん
・症候性部分てんかん
・特発性全般てんかん
・症候性全般てんかん

特発性てんかんについては、なぜ、脳内で異常な電気現象を起こすのか未だ分からない事が多く、世界中で熱心に研究が進められているのが現状です。
また、薬物療法での効果が見られないものを「難治性てんかん」といい患者全体の約2割を占めます。

出典:http://www.jea-net.jp/tenkan/tenkantoha.html

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