CBDオイルでてんかん対策?

アバディーンに住むお父さん子のリバー・バークレイ(7歳)は、発作を起こさないために非精神活性の医療大麻を必要とします。休憩時間に子供のクラスメートがCBD入りクッキーを持っていたら気になりますか?

1年生の少女が学校に通うためにはてんかんを抑えるCBDオイルの摂取が必要

リバーは、未知で制御不可能な型のてんかんに苦しんでいます。リバーが1日を学校で過ごせるためには、学校でもてんかん用にCBDオイルを摂取しなければなりません。しかし、これが問題であるとされています。コモ・ニュースが、バークレイ氏のインタビューをレポートしました。

医療大麻

一部の人はCBDオイルを「医療大麻」と呼びますが、CBDオイルにはほとんどテトラヒドロカンナビノール(THC)が含まれません。THCは大麻の精神活性成分です。このタイプの大麻は微量のTHCを含むことがありますが、精神活性効果を得るには不十分です。CBDオイルは特に子供の、てんかんなどの疾患の症状を緩和するために処方されることが多いです。一部の人においては従来の薬が効かなかったり、または消耗生の酷い副作用を引き起こしたりすることがありますが、てんかんに対するCBDオイルには副作用がありません。

最大4分間ひどい苦痛が続くこともある、リバーの大発作を抑制するのに使用できる従来の薬はありません。バークレイは調べた結果、CBDオイルを発見しました。バークレイがリバーに与えている大麻にはTHCが0.3%以下しか含まれませんが、発作は完全に無くなりました。CBDオイルが無かったら今日まで生きていなかったかもしれない、と父は言います。

学校内でCBDオイル投与をしたい

リバーが発作を起こさないで1日を過ごせるためには、25滴のCBDオイルを混ぜたチョコチップクッキーを午後に与える必要があります。別の方法としては、リバーを連れ帰り、CBDオイルを入れたクッキーまたはジュースを与えるというやり方があります。しかし1度家に帰ると、1時間後にはまた迎えに行かなければならないのにランチ後にリバーを学校へ連れ戻すのは混乱を生じさせることが分かりました。挑戦してみてそれが分かったのです。

CBDオイルとてんかんの関係性

受け入れられる可能性

アバディーン学区の最高責任者トム・オプスタッドは、CBDオイルがてんかんにもたらす効果や緊急性は理解するが、州法を無視することはできない、と話しています。大麻は州法によって違法とされています。そして学校は連邦政府から資金を得ています。学校の敷地内で、違法薬物に対して断固とした措置が取られているのはそのためです。ワシントン州では1998年に医療大麻が合法化されているにもかかわらずです。

娘に1日を学校で過ごしてほしいと熱望するバークレイは、州議会議員のブライアン・ブレイクに連絡しました。ブレイクは現在、医療大麻を受ける必須条件を満たす生徒が学校・スクールバス・学校イベントにおいて天然薬を受け取れることを学区が認めることを要求する章を、上院法案1060に追加することを支援しています。学校は不安を感じているので、その不安を拭い去りたい、とブレイクは言います。

最高責任者オプスタッドはこの動きを歓迎しており、この件に関して法律が明白になることを評価する、と発表しました。

てんかん向けのCBDオイルは薬ではない

リバーが学校でCBDオイルを摂取できるようになったらもっと素晴らしい、とバークレイは話します。バークレイは、リバーにクッキーを与える場所を学校の保健室に作れないか提案しています。看護師は学校で他の薬を投与するので、看護師がリバーにCBDオイルを与えるよう求められることはありません。他のクラスメートも知る必要はありません。

全てはたいして重要ではないことのように見えるかもしれないが、その意味は大きい、とバークレイ。精神活性化させることはないハーブ抽出物を数滴摂取することで、これほどの騒ぎになっているのはおかしいと感じるかもしれませんが、学校はチョコチップクッキーが原因で資金援助を失うことを懸念しているのです。最終的に良識が勝つことを祈りましょう!