CBDは多発性硬化症の治療薬としても関心を集めている

多発性硬化症は、世界中に広がる身体に多大な不自由をもたらす神経疾患の一つです。全国多発性硬化症協会による最近の調査によると、アメリカ在住の約100万人の人々が発症しています。多発性硬化症は長期にわたって次第に体の自由が効かなくなる病気で、体の中枢神経系に影響を与えます。治療は患者の進行度合いによっては可能ですが、朗報はほとんどの多発性硬化症患者は重症にはならないことです。

多発性硬化症は原因不明の神経疾患の一つ

多発性硬化症の正確な原因は分かっていませんが、遺伝する危険性があると考えられています。全国多発性硬化症協会によると、この病気は体の免疫系の異常反応が中枢神経系に直接向けられる免疫介在性プロセスです。免疫系は、神経繊維だけでなくその周りを覆う脂肪性物質も損傷する炎症を引き起こします。

重症度によりますが、神経系部位の損傷によって引き起こされる神経症を経験する患者もいます。治療オプションは存在する一方で、患者は多発性硬化症や他の神経性疾患の症状を抑える天然の代替品としてCBDオイルの使用に関心を向け始めています。

CBDの神経保護抗酸化物質が多発性硬化症に効く

CBDオイルは、神経痛に効くと知られていますが、多発性硬化症の症状も緩和できるのでしょうか?ヘンプ草の茎や種子の抽出物であるCBDオイルは、治療効果があると知られている成分のカンナビジオ-ルを含みます。THCを全く含まないので(又は含んでもわずかの微量)、CBDには精神作用がなく、‘ハイの状態’も引き起こしません。CBDは一般的に不安の軽減や、痛みのコントロールや炎症のために使用されます。

人間はエンドカンナビノイドシステムと呼ばれるシステムを持っています。体内中に存在する細胞受容体と分子の集合体です。役割は体内のバランスを保つ恒常性調節システムです。

カンナビノイド受容体は睡眠、気分、痛み、記憶や免疫機能に関与します。CBDオイルに含まれるカンナビノイドは体内のカンナビノイド濃度を高めるので、エンドカンナビノイドシステムの効果向上に繋がります。カンナビノイド成分は神経保護・抗酸化作用をもつので、多発性硬化症を含む特定の神経性疾患に対する治療薬になる可能性があります。

米国食品医薬品局に認可されていませんが、事例証拠は多発性硬化症患者にとって期待できる結果を示しています。多発性硬化症患者は外用薬やチンキ剤としてCBDを使用し、優れた結果を得ました。彼らの体験談によると、CBDは症状に関連する痛み、疲れやけいれんをコントロールしました。

多発性硬化症患者のデヴィン・ガ-リットはCBDオイルを8ヶ月間使用したところ、CBDは症状を抑える事に関して生活に大きな影響を与えたと述べました。また一貫して使用し続けることが大きな違いを生むと言いました。CBDは、発作や炎症はもちろん多発性硬化症に関係するけいれんの助けになることを研究は関連づけています。

ある研究において、カンナビジオ-ルは多発性硬化症患者の被験者における炎症に対して長期にわたる保護性を果たすことを示しました。

CBDの摂取方法は多種にわたる

CBDオイルは、経口や肌に直接塗布する外用薬として摂取されます。経口からは通常チンキ剤、カプセルやアイソレ-トとして摂取されます。チンキ剤は、舌下摂取になり、舌の下に30秒ほど含んだあとに飲み込みます。

アイソレ-トはカンナビジオ-ルが結晶化されたもので、しばしば食べ物や飲み物と混ぜて摂取されます。カプセルは、決まった量のCBDが含まれるもので、通常毎日摂取します。ローションや軟膏のような外用薬は患部に直接塗布します。

結論:多発性硬化症患者全員に効果があるかは確かではないが、試す価値はある

臨床試験は未だテスト段階ですが、これまでに評価されている研究は期待が見込まれています。もし多発性硬化症の症状を抑えるためにCBDオイルを試してみようと考えているのであれば、 必ず自身に最適な製品を探して下さい。全てのCBDオイルが同じように調合されておらず、製品の臨床検査結果を開示する信用できる業者から購入することは重要です。

多発性硬化症の病状はそれぞれの人によって異なった症状を経験するかもしれないので、CBDオイルが全ての人に効果的かは分かりません。CBDを日常の治療に取り入れる前に、主治医に相談をして下さい。

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出典:Medium