肌についての12の驚くべき事実

肌は、外の世界から私たちを守ってくれると同時に、外界とのコミュニケーションも果たしてくれています。やわらかさや、あたたかさを感じるのも、肌のおかげ。

肌を見れば、その人が健やかで、体内の健康バランスも取れていることがわかるわけです。これが肌が、私たちの身体の中でも驚くべきパーツのひとつである理由です。今回は、肌についておそらくご存知ないであろう12の面白い事実をご紹介します。

肌についての12の驚くべき事実

1.肌というのは、器官のひとつです。私たちの人体で最も大きな器官で、全身の機能にも大きく関与する特殊な機能を持っています。

2.肌は体温調整をサポートします。寒さと暑さを感知して、体温を管理しています。

3.肌は内臓や筋肉、そして骨を、病気や感染症から保護する役割も果たしています。

4.肌は死んだ細胞を取り除くことで、自身を修復しています。たったの1分間で3万~4万の死んだ細胞が剥がれていくそうです。

5.1年間で肌から剥がれ落ちる死んだ細胞は、実に4kgに及ぶそうです。

6.ヒトの皮膚は平均的に3億の細胞から形成されています。

7.ハウスダストの半分が、死んだ皮膚の細胞です。

8.1000種以上のバクテリアが、ヒトの皮膚に住みついているそうです。

9.肌の乾燥とはふつう、水分の欠乏であり、脂質や天然オイルの欠乏ではありません。なので、オイルの入ったスキンクリーム(シアバターやヘンプオイルなど)では、肌をうるおすことはできません。ただ、保湿にはなります。

10.健康的な肌は酸性です。これまで肌のpHバランスは5.5だとされてきましたが、それは誤解で、近年の研究では自然状態の肌のpH値は5.0以下だそうで、以前考えられていたよりも酸性であることがわかりました。酸性であるほど、肌は健康的で美しいということになります。

11.ヒトの皮膚で最も厚いのが足であり、最も薄いのが目の皮膚です。

12.私たちの肌が汗腺から出す汗は、1日11リットルだそうです。