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医療大麻について

      2017/08/03

日本では連日医療大麻に関する報道が各テレビ局で行われています。
もっとも医療大麻が報道される要因は、去年の夏に参院選で新党改革から出馬をした高樹沙耶氏が大麻使用で逮捕されたことがきっかけであることが容易に想像できます。
参院選に立候補した際に、公約に「医療用大麻の合法化」を掲げており、世界各国で医療大麻が解禁されている中で日本だけは頑なに医療での使用を認めていないという現状を打破することを目的としたものであったようです。

現在の日本において、大麻取締法により大麻草の成分の研究が行えないという現実は各製薬会社にとっても障害であることは間違いないありません。
現に大塚製薬はGWファーマシューティカルズ(英国)によって製造開発された医療大麻製品「サティベックス(Sativex®)」をアメリカ国内の独占販売権を2007年に取得し、その後の共同研究に関することを前提に900万ドルで提携しています。
つまり、日本では研究・開発ができないためGWファーマシューティカルズ(英国)社と共同研究という名目で日本円で10億近い金額を払い合意しているということです。

では、なぜ製薬会社が麻薬であるとされた大麻草製品の開発・研究が行われているのかということを考えなくてはいけないと思います。

世界各国で大麻草由来のテトラヒドロカンナビノール(THC)とカンナビジオール(CBD)の研究・開発が急激に進んでいることは世界的な流れであることは事実なのです。
下記は世界各国の医療大麻等の状況です。

近年、アメリカでは医療大麻が爆発な勢いで解禁されている。
EU諸国でも同じように医療大麻がすでに解禁されており、嗜好品までもが解禁の対象となっている。
カナダは医療大麻の解禁、2017年に嗜好品の大麻草を解禁することで合意
ドイツも医療大麻の解禁、2017年に嗜好品の大麻草を解禁することで合意
イスラエルは世界初の医療大麻の先進国である
アジアではフィリピンが医療大麻を解禁している

世界各国で大麻草の研究・開発をせずに医療大麻を解禁しているわけではなく、しっかりした臨床試験などの医療レベルでの判断基準が制定されています。
日本の問題点は、医療大麻を解禁するということではなく、その前段階であるということを認識しなければいけないということです。

なぜなら、大麻草の研究・開発をすることが最優先事項であるということ。
世界各国から医療大麻に関する資料を集め、しっかりとした認識の元で大麻草の研究・開発をするべきなのかを判断していく必要性があるということだと思います。
その上で、医療大麻がどのくらいの疾患に効果効能があったとされるものなのかを国民に公表する義務があるということではないでしょうか。

なぜなら、日本は民主主義国家であるのだから、国民が正しい知識の元で解禁するのか、解禁しないのかを判断すればいいだけのことだと思います。

前述にも述べたように、日本では各テレビ局で医療大麻というキーワードだけが一人歩きしているように感じます。
コメントする立場側の責任が非常に大きく作用するのは言うまでもありませんが、議題に関して的を得た回答がないのが非常に残念ですね。

一番の問題が、高樹沙耶氏に焦点が定まっていること、確かに大麻取締法などで大麻の所持が禁止されている以上は、絶対にダメ!です。
しかも、医療大麻合法化を公約に揚げて選挙活動をしていた人が大麻を吸引していたとなれば大きな問題ですし、応援していた人や視聴者からすれば医療大麻合法を掲げながら嗜好品の解禁を目指していたのではないか?というイメージになるのは当然なことです。

日本国内にも医療大麻を使用したくても使用できない人たちが大勢いるというのは事実だと思いますが、その方たちの願いも裏切ってしまった結果になってしまいました。
非常に残念で仕方がないです。

最終的に医療大麻に対する正しい認識を植え付けることができず、違法という言葉が増殖した結果となった今日であるのは紛れもない事実です。
その反面、医療大麻という言葉が広く世間に広まったという考え方も同時にできると思います。
しかし、終わったことを蒸し返し続け、弱いものイジメのような光景に映るのは私の目だけなのだろうか?

決して高樹沙耶氏を擁護している訳ではありませんが、報道する立場側の品格もなければならないと思いますし、偏見なく、医療で大麻を使用することの重要性・医療大麻の効果効能など様々な視点で紐解く必要性を非常に強く感じました。

医療大麻は〜なんて連日報道されていますが、医療と大麻という言葉をただ単にくっつけているだけの話でさえ理解されている方が少ないようです。
それもそのはず、あんな無責任な報道を行っていれば、勘違いしちゃいます。
英語でメディカル・カンナビスを日本語に訳すと医療大麻となるわけです。
そして、世界でメディカル・カンナビスを意味するものは医療で大麻を使用することです。
つまり、国内で大麻取締法で規制対象である大麻を医療に使用することを指しています。
医療で大麻草の成分(THC,CBD)を活用することでどれくらいの方を救うことができるのか?
しかし、どれくらいの毒性があるものなのか?を理解したいと思っているのは私だけでしょうか。

医療で大麻を使用することによる効果効能は本当にあるのでしょうか。

世界各国の大麻草に関する文献では、大麻草を何らかの方法で体内摂取することにより、実に250から700疾患に効果があるのではないかとされています。
このように日々世界で研究・開発が行われている理由は、効果的とされる疾患の数が他の医薬品と違い桁違いなことなのです。

代表的なきっかけになったのは、アメリカCNNテレビで乳児重症ミオクロニーてんかんを患っていた子供(シャーロットさん)は、週300回の発作が6ヶ月以上続き、酷い時は5分毎の発作がありました。
医師に治療方法がないと宣告され、両親はCBDオイル治療を行いました。
CBDオイル摂取を始めてから発作は1週間に1度だけになり、9か月経過すると週300回あった発作は0回から1回に減少し、99%以上の症状が改善されたなどの報告がされています。
使用した高濃度CBDオイルはカンナビジオール(CBD)が17%含有されている製品を使用していたようです。

このように医療で大麻を使用して疾患が明らかに改善された報告があり、今後はさらなる新薬として多くの命を救うことができるのではないか。
世界各国で医療大麻やCBDオイルなどで疾患が完治、改善したなどの報告が挙がっているのです。

では副作用はないのか?

医薬品に関して言えば、副作用がないものなんてこの世に存在するはずがないことをまず認識しなければなりません。
医薬品で副作用がない製品はなく、常に毒性を持っているのが医療品なのです。
医薬品とはそういうものであり、危険が生じるから医師の処方が義務付けられているわけです。

当然、医療大麻も副作用が全くないわけではなく、医療品として使用する限り、毒性を常に持っていることを理解しなければなりません。
しかし、大麻草に関して驚くことがあり、カンナビジオール(CBD)は副作用がなく、特に難治性と言われる疾患に非常に効果があるとされていること。

例えば、多発性硬化症、てんかん、神経因性疼痛、炎症性腸疾患、がん、認知症、アルツハイマー病、関節炎、糖尿病、心臓病、炎症、皮膚疾患、不眠症、骨粗しょう症、総合失調症スペクトラム、不安障害、自閉症スペクトラムなどが代表的なものです。
幼児にはTHCなどは使用せずに、カンナビジオール(CBD)を中心としたCBDオイルが使用されています。

私の個人的な意見を述べされてもらいましたが皆さんも医療大麻や大麻草などについてしっかり調べることが何より大事なことだと思います。
常識を振りかざして報道しているつもりでも、いつの日かその常識が常識ではなくなる日が近い将来必ずや訪れるとおもいます。
大麻草を理解した上での議論が必要不可欠なのではないでしょうか。

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