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カンナビジオール(CBD)とてんかんの関係性

      2017/08/09

てんかんについて

てんかん発作は本質的に予測することはできません。
てんかんに苦しむ人は、事故のリスクを考慮しながら、日々の活動を行わなければなければなりません。
発症は、脳内の神経細胞の破壊により発症しますが、この神経細胞の破壊が一部の領域(局所的)に影響する場合と、すべての領域(全体的)に影響する場合があります。
発作の状態や頻度などは、患者によって異なります。

てんかん発作の特徴的な症状

意識が消失する
制御不能な腕と脚のけいれん
じっと凝視する発作
一時的な混乱
めまい/うずき

CBDとてんかん研究結果

てんかんは、CBDによる治療に関して最も広く研究されている研究対象の一つです。ここではいくつかの重要な研究をご紹介します。

論文1
カンナビジオールは、in vitroおよびin vivoにおいて、抗てんかんおよび抗発作の特性を示す
Jones NA1, Hill AJ, Smith I, Bevan SA, Williams CM, Whalley BJ, Stephens GJ.
J Pharmacol Exp Ther. 2010 Feb;332(2):569-77.

*植物由来カンナビノイド(phytocannabinoids)が新たな治療の可能性を有する化合物です。
初期の研究では、カンナビジオール(CBD)は、動物モデルにおいて抗痙攣特性を示し、限ら臨床試験においては発作頻度を減少させることが示唆されています。
この研究では、それぞれ体外電気生理学およびin vivo動物発作モデルを用いて、CBDの抗てんかん作用および抗発作作用の可能性を検討しました。

CBD(0.01〜100 muM)の効果は、多電極アレイの記録を介した海馬脳スライスにおける、Mg(2+)-フリーのてんかん様活動の4-アミノピリジン(4-AP)モデルを用いてin vitroで評価しました。Mg(2+)-フリーモデルにおいて、CBDは、てんかんのローカルフィールドポテンシャル(LFP)バースト振幅[CA1および歯状回(DG)領域]とバースト継続時間(すべての領域)を減少させ、バースト周波数(すべての領域)を増加させました。
4-APのモデルでは、CBDは、LFPバースト振幅(100 muM CBDのみCA1)バースト継続時間、(CA3およびDG)、バースト周波数(すべての領域)を減少させました。

CBD(1、10、及び100mg/kg)の効果についてもまた、全般的な発作のペンチモデルを用いてインビボで調べました。
CBD(100mg/ kg)により、ビヒクル処置した動物と比較して、重度の発作や死亡の発生率が有意に減少し、明らかな抗痙攣効果を示したと報告されています。

最終的に、CBDはカンナビノイドCB(1)受容体において低い親和性のみで作用し、皮質膜における[35 S]グアノシン5′-O-(3-チオ)トリホスフェートアッセイ法では、アゴニスト活性を示しませんでした。これらの知見は、CBDは、潜在的に、CB(1)受容体に依存しない方法で、インビトロでは転換用活性を阻害し、インビボでは発作の重症度を阻害するために作用していることを示唆しています。
したがって、我々は、臨床的な必要性が満たされていない全般的な発作に関連して、新規の抗てんかん薬としてのCBDの可能性を実証しました。

論文2
カンナビジオールは、側頭葉および部分発作の動物モデルにおいて抗痙攣効果を発揮する
Jones NA1, Glyn SE, Akiyama S, Hill TD, Hill AJ, Weston SE, Burnett MD, Yamasaki Y, Stephens GJ, Whalley BJ, Williams CM.
Seizure. 2012 Jun;21(5):344-52.

*多数のてんかんの人々によってその医薬的に使用されてきたにもかかわらず、麻は発作の状態に依存して相反する効果に関連してきました。
我々は最近、植物カンナビノイドのカンナビジオール(CBD)が、十分に確立されたペンチレンテトラゾール誘発性発作の一般的な生体内モデルにおいて、発作重症度と致死率を減少させることを示しました。
このことは、てんかんを持つ患者においてCBDの影響を調べる小規模の臨床試験が、再び注目に値することを示しています。

ここでは、他の二つの確立されたげっ歯類発作モデル、側頭葉発作の急性ピロカルピン(訳注:植物アルカロイドの一種)モデルと部分発作のペニシリンモデルにおいて、純粋なCBD(1、10および100mg/ kg)の効果について報告しています。

発作活動はビデオで記録され、モデル固有の発作重症度スケールを使用してオフラインで保存されました。
ピロカルピンモデルを用いた実験では、CBDは、全ての用量において、最も深刻な発作を起こした動物の割合を大幅に減少させました。

また、ペニシリンモデルでも、CBDは、全ての用量において、最も深刻な強直間代発作を起こした動物の割合を大幅に減少させ、さらに、10mg/kgのCBDは発作による死亡の割合を有意に減少させました。
これらの結果は、CBDの抗痙攣特性を拡大させます。精神活性作用がないという報告と組み合わせると、この証拠は、多様な範囲のヒトのてんかんの治療の候補としてのCBDを支持するものです。

てんかんは、脳内の神経細胞の以上な電気的興奮に伴って痙攣や意識障害などが発作的に起こる慢性的な脳の疾患です。
もっとも震度が高い神経疾患の一つであり、生涯を通じて一回でも発作を経験する人は人口の約10%、2回以上は人口の約4%程度とされています。

2013年8月にアメリカCNNの医療番組で、高い濃度のCBDオイルによって6歳の子供の1週間に300回の発作が一回に激減したことが紹介されました。
この時の子供の症状は、てんかんの中でも重度で難治性のトラべ症候群であり、CBDの抗痙攣作用は、1970年代から知られていたが、通常の麻にはTHCも含まれているため、中枢神経への副作用の懸念があって誰も見向きもしなかったが、GW製薬のCBD製剤での臨床実験では、200名の患者のうち78%が発作の回数が減り、そのうちの25%は発作が100%なくなっているという報告がされています。
CBDの投与量は1日300mgが最適であったとされる。

カンナビノイド種類 : CBD,CBDV,THC,CBN,THCA,THCV
作用機序 : CB1

どのようにCBDがてんかんに影響しているか

カンナビジオール(CBD)により、患者の発作の重症度や頻度が有意に低下し、また、時には発作が停止するとことさえあることが報告されています。
CBDには、抗痙攣特性があり、CBDの使用により、てんかんに関連する遺伝子の発現を低下させることも実証されています。

人間のように発作を起こす、ネコやイヌなどの多くの動物における発作の治療については、人間と同様に、カンナビジオール(CBD)療法により、発作の重症度や頻度を有意に減少させることができます。
CBDは、あなたのペットの発作を治療するための安全で自然な方法です。
あなたのペットの発作の治療にヘンプを用いることや、どんな治療を試してみるべきかについては、あなたのペットの主治医と相談しながら、CBDを活用してください。

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