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CBDオイルの効能

日本でも健康志向の人たちの間で関心が高まっているCBDオイル。一体どのような効能があるのでしょうか?日本では医薬品ではなく、健康食品という扱いですが、ブラジルでは処方薬としてCBDオイルを含む薬があったり、イギリスにはCBDが入った薬剤を開発中の製薬会社があったりと、海外では薬としての可能性も研究されつつあります。ここではCBDが持つさまざまな効能について、わかりやすくまとめてみました。

CBDとは?

CBDは、大麻草(カンナビス)に含まれる天然のカンナビノイドの一つであるカンナビジオールの略称です。
カンナビスには、CBD含有量の異なるヘンプ(麻)とマリファナの2種類があります。マリファナには少量のCBD(カンナビジオール)と多くのTHC((9)-テトラヒドロカンナビノール)が含まれています。THCは、向精神性が強く、中毒性も高いために、ほとんどの国では違法薬物とされています。一方、産業用ヘンプには、THCはごく微量にしか含まれておらず、多くのCBD含まれています。

カンナビノイドの中で、最もよく知られているは、テトラヒドロカンナビノール(THC)とカンナビジオール(CBD)ですが、そのほかにも、カンナビゲール(CBG)、カンナビクロメン(CBC)、およびカンナビノール(CBN)など、同定されていないものも含めて80種類以上もあるとされています。CBDだけでなく、その他のカンナビノイドにも、健康上のメリットがあるものが多く知られています。

CBDは大麻草(カンナビス)から、主に超臨界二酸化炭素抽出法で抽出されたカンナビノイドの一つです。てんかんの発作の制御(抗けいれん薬)、吐き気の抑制(制吐剤)、腫瘍および癌細胞の増殖抑制(抗腫瘍性)、不安や抑うつの軽減(抗不安薬)、精神病性障害の軽減(抗精神病薬)、炎症性疾患の抑制(抗炎症性)、慢性疼痛の軽減(鎮痛剤)などの効果があるとされており、医療分野での利用の可能性が期待されています。

体内でどんな働きをするのか?

CBDは、植物由来のカンナビノイド(ファイトカンナビノイド)ですが、ヒトの体内でもカンナビノイドを生産します。この内因性のカンナビノイドの主なものは、アナンダミドや2-アラキドノイルグリセロール(2-AG)などがありますが、これらはどちらもアラキドン酸を含む脂質性の物質です。

これらの内因性カンナビノイドは、カンナビノイド受容体1(CB1受容体)およびカンナビノイド受容体2(CB2受容体)と呼ばれる2つのカンナビノイドの受容体に結合して作用します。このシステムを、内因性カンナビノイド系(ECS)またはエンドカンナビノイド系と呼びますが、植物由来のカンナビノイドも、内因性カンナビノイドと化学的な構造がよく似ているため、体内で、CB1またはCB2に結合して内因性カンナビノイド系を介して人体に作用します。

CB1受容体は全身に見られますが、多くは脳に存在します。脳のCB1受容体は、協調運動、疼痛、感情および気分、思考、食欲および記憶に関与していますが、ファイトカンナビノイドの中では、主にTHCがこれらの受容体に結合します。

CB2受容体は、免疫系に多く存在しており、炎症や痛みに関与しています。これらの内因性カンナビノイド系により、私たちの体を制御しています。また、カンナビノイド受容体は抗うつ作用に関与するセロトニン受容体や、不安感と関与しているアデノシン受容体と結合することも明らかになっています。

内因性カンナビノイド系は人体内で最も重要な調節系の一つであると考えられており、このシステムを制御することで、さまざまな病気の症状を緩和できると考えられています。しかし、通常の食事にはカンナビノイドはほとんど含まれていません。

アントラージュ効果とは?

CBDオイルに含まれているのはCBDだけではありません。ヘンプに含まれる必須ビタミンやミネラル、脂肪酸、食物繊維、タンパク質、クロロフィル、フラボノイドなど、たくさんの植物成分や他のカンナビノイドも豊富に含まれています。そのうちの一つが、テルペンです。テルペンとは、幅広い植物に含まれている植物化学物質類の一種です。植物の香りや味の元となることが多く、また細胞受容体や酵素のさまざまな型と相互作用することから幅広い用途を持つと言われています。

テルペンは、香りのある精油成分で、カンナビスの香りに寄与しています。カンナビスには200種類近いテルペンが含まれていると言われており、カンナビスと同様に健康上の様々な効果があることが知られています。そのうちのいくつかをご紹介します。

1. オシメン

オシメンは、ミント、パセリ、コショウ、バジルなど植物や果実に広く含まれており、さわやかな甘い香りが特徴です。オシメンには、抗ウイルス作用、抗真菌作用、消毒作用、うっ血除去作用、抗菌作用などがあることが知られています。

2. テルピノレン

テルピノレンは、ナツメグ、ティーツリー、針葉樹、リンゴ、クミン、ライラックなど、香りのよい植物に含まれており、石鹸や香水などにも用いられている成分です。抗癌作用、酸化防止作用、鎮静作用、抗菌作用、抗真菌作用などが知られています。

3. グアイオール

グアイオールは松などに含まれる成分で、古くから、咳、便秘、関節炎などの病気の治療に用いられてきたほか、防虫剤、殺虫剤としても使用されてきました。抗菌作用や抗炎症作用があることが明らかになっています。

4. ミルセン

ミルセンはかんきつ類や熱帯果実に含まれるテルペンです。リラックス効果があり、筋肉の緊張の緩和や不眠症、うつ病などの改善に効果があるほか、抗酸化作用や抗発がん作用があると考えられています。

5.カリオフィレン

カリオフィレンは黒コショウやクローブなどに含まれるスパイシーな香りの成分です。関節炎や自己免疫疾患に効果があるとされています。

6.リモネン

リモネンは柑橘の皮やローズマリーなどに含まれるシトラス系の香りの成分です。ストレスの軽減、胸やけの解消に効果があるほか、抗真菌性、抗炎症性、抗菌性、抗うつ作用があります。

そのほかに、前述のアントラージュ効果の章でも説明した通り、カンナビノイドの作用を助けると考えられています。例えば、ミルセンは、血液脳関門の抵抗を減らし、カンナビノイドなどの生理活性のある成分をより簡単に脳へと通過させることで、その効果を高めます。また、CBGにテルペンリナロールとリモネンを混合させることで、MRSAの治療効果が期待されます。

また、大麻に最も豊富に含まれる化合物THCとCBDは一緒に摂取した方が、より効果的であることが研究では分かっています。それはCBDがTHCの精神活性効果を落ち着かせるからだけでなく、 THCとCBDが相互作用することでお互いの有益な効能が増大するからです。

CBDオイルの効能

ではCBDオイルには、どんな効能があるのでしょうか?2013年の研究では、CBDが吐き気・嘔吐を軽減し、発作を抑制し、不安、うつ、そして精神疾患にさえも効くことが分かりました。また神経変性疾患に効く可能性がある抗炎症作用、抗腫瘍作用、抗酸化作用なども持つことが分かっています。CBDが持つ効能のうち7つを紹介します。

  1. 痛み・炎症の緩和

    CBDの効能のなかで、最も認知されているのは鎮痛作用です。CBDは疼痛伝達経路におけるニューロンの信号伝達を抑制することで痛みの調節に有益であることが、研究で証明されています。2012年に発表された研究では、 マウスを使った実験で、CBDは鎮痛耐性を起こすことなく慢性的炎症および神経障害痛を大いに抑制したことが分かりました。しかも従来の鎮痛剤のような中毒性が無いのが魅力的です。
    例えばイギリスなどでは、多発性硬化症の神経障害性疼痛や痙縮の治療薬として、THCとCBDを用いた口腔内スプレー薬サティベックスが使用されています。

  2. 不安を軽減

    CBDには、気持ちが落ち着く、リラックスできる、などの効果があります。

    不安障害を持つ動物モデルや健康的な被験者を使った研究では、CBDの抗不安的効果がはっきり示されました。CBDは社会不安障害を持つ患者の不安を軽減することが示され、研究者は、パニック障害、強迫神経症、社会不安障害、PTSDなどに関しても有効とある可能性があると示唆しています。また、このリラックス効果のために、睡眠障害にも効果的と言われることも多いです。

  3. 発作症状を抑制

    CBDが脚光を浴び始めたのは、CBDがてんかんの発作抑制に効果的であることを取り上げたドキュメンタリー『Weed(大麻)』がきっかけでした。2013年にアメリカCNN局で放送されたこの番組では、てんかんの重症型であるドラベ症候群を患う少女が、CBDを豊富に含む大麻のおかげで1週間に数百回あった発作がゼロになったという衝撃の事実を取り上げました。それ以来、数多くのてんかん患者、特に難治性てんかんを患う子供の両親が、CBDに注目しています。現在、イギリスの製薬会社GWファーマ社は、CBDのみを用いたてんかん薬を開発中です。

  4. 神経保護効果

    CBDは神経保護効果を持っています。アメリカ政府がCBDの神経保護作用について特許を所有しているくらいなので、これは信頼できる事実だと言えるのではないでしょうか。小児てんかんでは、頻繁に起こる発作のために脳に損傷が起こり、発育が遅れることがよくあります。CBDはこの脳損傷を修復する可能性があることも注目されています。同じようにアメリカでは、脳に損傷を起こしがちなアメフト選手や格闘技選手にも、CBD愛用者がいるようです。

  5. 抗精神病効果

    CBDの効能の一つには抗精神病効果がある、と研究で示されています。大麻を使用しすぎると精神病になる、と言われているのとは真逆の効果ですね!

    CBDは非定型抗精神病薬に似た薬理学的特性を持つようです。海外では現在、統合失調症に対するCBDの抗精神病効果について研究されています。

  6. がん治療に役立つ

    複数の科学報告書において、CBDの効能にがん細胞の転移、接着、浸潤を抑制する抗増殖、プロアポトーシス効果が含まれることが実証されています。2006年に発表された研究では、CBDがさまざまな乳がん腫瘍細胞株の成長を強く・選択的に阻害し、また非がん性細胞に大幅に弱い効力を見せることが初めて分かりました。またがん、特に化学療法を受けた際の吐き気・嘔吐を抑制する効果があることも分かっています。

  7. 抗酸化作用

    CBDは優れた抗酸化作用を持つと言われています。端的に考えると、アンチエイジングに効くんじゃないか、と思ってしまいますね!実際、アメリカではCBDオイルを取り入れたスキンケア製品がいろいろ発売されているようです。

このようにCBDはさまざまな効能を持つ可能性が分かっていますが、人間の被験者が参加した臨床試験はまだまだ少ないので、医薬品と認められるまでにはさらなる研究が必要です。

CBDオイルの効能を体験した人の動画

では、実際にCBDオイルを使用した人の感想を動画で見てみましょう!

こちらは前述したCNN局のドキュメンタリー番組の一部を、日本語字幕付きで短く紹介したものです。1日100回は発作を起こしていたドラベ症候群患者シャーロットの発作は、ゼロになりました。最後に昭和大学薬学部の佐藤均教授のコメントも入っています。

先ほど紹介したCNN局ドキュメンタリー『Weed(大麻)』をフル尺で日本語字幕付きで見ることができます。

こちらの動画は、てんかんを患う娘を持つお父さんの体験談です。1日40~60回の発作を起こしていた女の子に、お父さんが大麻オイルを与えることにした、という話をしています。1:04あたりに大麻オイルを使用する前の脳波図が映し出されます。使用後の脳波図は3:36あたりで映し出されるのですが、その明白な変化にぜひご注目ください!てんかんの発作は全く出なくなったようです。

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この記事では、CBDオイルのさまざまな効能について紹介してきました。CBDオイルは日本でも合法に購入・所持・使用できるので、これはちょっと試してみたくなりますね!CBDオイルを試してみたい方は信頼と安心を提供しているヘンプナビ(株式会社ボタニカル)で購入してみてはいかがでしょうか。

公開日:
最終更新日:2017/11/15