HEMP NEWS

CBDオイルと医療大麻の情報配信サイト-ヘンプニュース-

CBDオイルの効能

日本でも健康志向の人たちの間で関心が高まっているCBDオイル。一体どのような効能があるのでしょうか?日本では医薬品ではなく、健康食品という扱いですが、ブラジルでは処方薬としてCBDオイルを含む薬があったり、イギリスにはCBDが入った薬剤を開発中の製薬会社があったりと、海外では薬としての可能性も研究されつつあります。ここではCBDが持つさまざまな効能について、わかりやすくまとめてみました。

CBDとは?

CBDとは、産業用大麻またはヘンプに含まれる100以上のアサ科特有の成分カンナビノイドの一つ、カンナビジオール(CBD)のことです。CBDはヘンプに含まれる最も豊富な、精神作用しないカンナビノイドで、一般的に総合的な健康をサポートするために取り入れられています。精神作用しないため、子供から大人まで安心して使用することができます。

テルペン成分とは?

CBDオイルに含まれているのはCBDだけではありません。ヘンプに含まれる必須ビタミンやミネラル、脂肪酸、食物繊維、タンパク質、クロロフィル、フラボノイドなど、たくさんの植物成分や他のカンナビノイドも豊富に含まれています。そのうちの一つが、テルペンです。テルペンとは、幅広い植物に含まれている植物化学物質類の一種です。植物の香りや味の元となることが多く、また細胞受容体や酵素のさまざまな型と相互作用することから幅広い用途を持つと言われています。

アントラージュ効果とは?

アントラージュ効果とは、大麻草に含まれる全てのカンナビノイドとテルペンが生み出す相乗効果のことを意味します。イスラエルの科学者ラファエル・メコーラムによって発見されました。つまり、CBDだけを摂るよりも、さまざまな他の成分と一緒に摂取した方が、より多角的な効果が得られる、ということです。

たとえば、大麻に最も豊富に含まれる化合物THCとCBDは一緒に摂取した方が、より効果的であることが研究では分かっています。それはCBDがTHCの精神活性効果を落ち着かせるからだけでなく、 THCとCBDが相互作用することでお互いの有益な効能が増大するからです。

CBDオイルの効能

ではCBDオイルには、どんな効能があるのでしょうか?2013年の研究では、CBDが吐き気・嘔吐を軽減し、発作を抑制し、不安、うつ、そして精神疾患にさえも効くことが分かりました。また神経変性疾患に効く可能性がある抗炎症作用、抗腫瘍作用、抗酸化作用なども持つことが分かっています。CBDが持つ効能のうち7つを紹介します。

  1. 痛み・炎症の緩和

    CBDの効能のなかで、最も認知されているのは鎮痛作用です。CBDは疼痛伝達経路におけるニューロンの信号伝達を抑制することで痛みの調節に有益であることが、研究で証明されています。2012年に発表された研究では、 マウスを使った実験で、CBDは鎮痛耐性を起こすことなく慢性的炎症および神経障害痛を大いに抑制したことが分かりました。しかも従来の鎮痛剤のような中毒性が無いのが魅力的です。
    例えばイギリスなどでは、多発性硬化症の神経障害性疼痛や痙縮の治療薬として、THCとCBDを用いた口腔内スプレー薬サティベックスが使用されています。

  2. 不安を軽減

    CBDには、気持ちが落ち着く、リラックスできる、などの効果があります。

    不安障害を持つ動物モデルや健康的な被験者を使った研究では、CBDの抗不安的効果がはっきり示されました。CBDは社会不安障害を持つ患者の不安を軽減することが示され、研究者は、パニック障害、強迫神経症、社会不安障害、PTSDなどに関しても有効とある可能性があると示唆しています。また、このリラックス効果のために、睡眠障害にも効果的と言われることも多いです。

  3. 発作症状を抑制

    CBDが脚光を浴び始めたのは、CBDがてんかんの発作抑制に効果的であることを取り上げたドキュメンタリー『Weed(大麻)』がきっかけでした。2013年にアメリカCNN局で放送されたこの番組では、てんかんの重症型であるドラベ症候群を患う少女が、CBDを豊富に含む大麻のおかげで1週間に数百回あった発作がゼロになったという衝撃の事実を取り上げました。それ以来、数多くのてんかん患者、特に難治性てんかんを患う子供の両親が、CBDに注目しています。現在、イギリスの製薬会社GWファーマ社は、CBDのみを用いたてんかん薬を開発中です。

  4. 神経保護効果

    CBDは神経保護効果を持っています。アメリカ政府がCBDの神経保護作用について特許を所有しているくらいなので、これは信頼できる事実だと言えるのではないでしょうか。小児てんかんでは、頻繁に起こる発作のために脳に損傷が起こり、発育が遅れることがよくあります。CBDはこの脳損傷を修復する可能性があることも注目されています。同じようにアメリカでは、脳に損傷を起こしがちなアメフト選手や格闘技選手にも、CBD愛用者がいるようです。

  5. 抗精神病効果

    CBDの効能の一つには抗精神病効果がある、と研究で示されています。大麻を使用しすぎると精神病になる、と言われているのとは真逆の効果ですね!

    CBDは非定型抗精神病薬に似た薬理学的特性を持つようです。海外では現在、統合失調症に対するCBDの抗精神病効果について研究されています。

  6. がん治療に役立つ

    複数の科学報告書において、CBDの効能にがん細胞の転移、接着、浸潤を抑制する抗増殖、プロアポトーシス効果が含まれることが実証されています。2006年に発表された研究では、CBDがさまざまな乳がん腫瘍細胞株の成長を強く・選択的に阻害し、また非がん性細胞に大幅に弱い効力を見せることが初めて分かりました。またがん、特に化学療法を受けた際の吐き気・嘔吐を抑制する効果があることも分かっています。

  7. 抗酸化作用

    CBDは優れた抗酸化作用を持つと言われています。端的に考えると、アンチエイジングに効くんじゃないか、と思ってしまいますね!実際、アメリカではCBDオイルを取り入れたスキンケア製品がいろいろ発売されているようです。

このようにCBDはさまざまな効能を持つ可能性が分かっていますが、人間の被験者が参加した臨床試験はまだまだ少ないので、医薬品と認められるまでにはさらなる研究が必要です。

CBDオイルの効能を体験した人の動画

では、実際にCBDオイルを使用した人の感想を動画で見てみましょう!

こちらは前述したCNN局のドキュメンタリー番組の一部を、日本語字幕付きで短く紹介したものです。1日100回は発作を起こしていたドラベ症候群患者シャーロットの発作は、ゼロになりました。最後に昭和大学薬学部の佐藤均教授のコメントも入っています。

先ほど紹介したCNN局ドキュメンタリー『Weed(大麻)』をフル尺で日本語字幕付きで見ることができます。

こちらの動画は、てんかんを患う娘を持つお父さんの体験談です。1日40~60回の発作を起こしていた女の子に、お父さんが大麻オイルを与えることにした、という話をしています。1:04あたりに大麻オイルを使用する前の脳波図が映し出されます。使用後の脳波図は3:36あたりで映し出されるのですが、その明白な変化にぜひご注目ください!てんかんの発作は全く出なくなったようです。

この記事では、CBDオイルのさまざまな効能について紹介してきました。CBDオイルは日本でも合法に購入・所持・使用できるので、これはちょっと試してみたくなりますね!

公開日:
最終更新日:2017/10/05