CBD治療を行う際の注意事項

我々が確認および用いてきたCBDの治療作用については、いくつかの注意事項がある。

1.
本来CBDには向精神作用はなく、ハイになることもない。致死量、毒性、弊害の可能性も確認されていない。しかしながら、自然状態でのCBDはあくまでも大麻草の成分であるため、現時点においては合衆国規制物質法の薬物分類スケジュールⅠに属している。ゆえに、合衆国およびその他の地域に生息する大麻草由来のCBDは、未だ連邦政府によって、違法だと見なされている。

2.
大麻系医薬品の効能を左右するのは、CBDの量だけではない。CBDとTHCの割合も重要である。テルペノイドとフラボノイドの含有量もまた、非常に重要と言える。

3.
CBDの効能の誇張ばかりせず、過剰な期待をかけないことが肝要である。

4.
大麻草禁止法賛成者サイドでは、悪者THCを悪性カンナビノイド、CBDを良性カンナビノイドとして、THCを多く含む大麻草に汚名を着せるべく、CBDに関するニュースを利用するかもしれない。天然大麻草治療法を擁護するためにも、Project CBDではこうした二分法的考え方は無条件に却下している。科学的調査により、CBDとTHCの共働は最高のパフォーマンス生み出し、互いの治療的効果を増強しあうことが分かっている。

5.
カリフォルニアおよび他州の医療大麻産業に関わる分析機関の多くは、適切に検査されておらず、一貫した正確なデータを出していないところもある。

6.
当ウェブサイト上で紹介され言及されている製品は、特に明記していない限り、Project CBDによって試験および保証されているわけではない。

出典:Project CBD