大麻製品の分析試験の正確さを調査!

大麻製品のラボ試験について

リングテストとは?

分析試験で行われているスタンダードな方法のひとつで、品質確認のために、同一のサンプルを様々な試験所に送り、各々の結果を比較するもの。

・使っている薬品の有効性を知りたい。
・どのくらいのCBDが含まれているのか?
・危険な農薬が混入してはいないか?
・カビやバクテリアが寄生してはいないか?

それを知るには分析試験所で試験してもらうしかない。

現在、多くの実験室が医療大麻業界のために、試験のサービスを行っている。果たして、その結果はどれほど正確なのか?

我々は2010年11月の冬にその調査を始めた。同じサンプルのセットを用意し、10の試験所に送ってみた。依頼したのは、一般的によく行われているTHC、CBD、CBNという3つの主要なカンナビノイドの測定である。配慮して各試験所についての詳細は伏せることとし、当レポートでは、おのおのに番号をつけるにとどめる(例:試験所1、試験所2、など)。

殆どの場合、試験所が出したそれぞれの結果は、20%以内の一致を見せた。ある程度までは、この結果の相違は、使用された大麻サンプルの状態が自然に変化したからと言えなくもない。また各試験所の手順の違いにも因るかもしれない。

しかし中には、試験所の過失を疑いたくなる結果も見られた。10のうち3つの試験所が、最後まで試験をきちんと行っていなかったと思われた。特に液体アルコールエキスにおける試験は、残念ながらその結果は矛盾したものとなった。それにもかかわらず、ほとんどの試験所でだいたいの結果が一致していた。こうしたラボ試験は、基準が刷新され、将来的にはより改善されたものになるであろう。

O’Shaughnessy’s誌より