プロジェクトCBD代表マーティン・リーが新刊を発表

大麻草に存在する可能性を秘めた奇跡の成分。それが、この植物のパワーに対するサンジェイ・グプタ博士の考え方を変えた。

大麻草が国民全体の考え方を改革し、東から西までの各州が、この悪名高き草の合法化に向け、競ってコロラドとワシントンの後に続こうとしている。アメリカは今、大麻議論の重要な地点に来ているのだ。マーティン・A・リーの最新作『Smoke Signals : A Social History of Marijuana—Medical, Recreational and Scientific (スモーク・シグナル:マリファナの社会史)』は、物議を醸してきたこの植物の、前代未聞の歴史を語ってくれる一冊だ。

『Smoke Signals』には、大麻草にまつわる稀有な実例の数々が描かれている。本書で最も驚くべきであろう事実は、カンナビジオール(CBD)という、大麻草が含む知られざる「シンデレラ分子」にフォーカスしているという点だ。医学の歴史の中、大麻が持つCBDは幅広い治療効果を発揮してきており、この成分はTHCのように人を酩酊させることはなかった。

リーはプロジェクトCBDの取締役もつとめている。未だ正しい評価を得られていないこの分子について、リーが有する豊かな知見は、これまでとこれからの人類と大麻草の関係を理解するためには、きわめて重要と言える。リーはCBDが持つ奇跡の治療効果について、オルターネット誌に語った。

出典:Projet CBD