高濃度THCが効果?大麻オイルによって肺癌を克服した男性

余命6ヶ月と言われた生存者ダラン・ミラーは医療大麻治療を評価しています。

2015年7月、イリノイ州の住民ダラン・ミラーはさまざまな症状を訴えて病院に行きました。数日後の心臓切開手術の後、50歳の誕生日にミラーはステージ4の肺がんと診断され、余命6ヶ月だと告知されました。しかし6ヶ月後、ミラーは大麻オイルの助けを借りてがんを自ら取り除き、医師が間違っていたことを証明しました。

ミラーは大麻の治癒力を全く知らなかったのではありません。ミラーはがんと診断されたとき、既に多発性硬化症の補助として大麻を使用していました。大麻患者でもあるミラーの兄弟が、大麻オイルは潜在的ながん治療法になりうると教えてくれたECS治療グループについて知らせてくれたのです。ECSの共同設立者マーク・ペダーソンは医師と患者間の連絡係として働き、大麻治療法に関してミラーの選択をナビゲートする手助けをしてくれました。

ECSを通じてミラーは、がん細胞を殺し、消し去ると証明されてきた、高濃度THC大麻オイルを入手するためには、それを生産しているカリフォルニア州の住民になるのが最善の策であることを知りました。そして最初の緩和化学療法の後、この有望な奇跡的治癒を求めて、妻とともにイリノイ州からカリフォルニア州へと移りました。

1日のうちにミラーはアパートを借り、大麻に詳しい医師に会い、カリフォルニア州の医療大麻患者として登録しました。ミラーによれば、がんを治療する大麻オイルは“作るのは簡単だが見つけるのは簡単ではない”のです。4、5つの大麻薬局を巡った後、エメラルドルーム大麻薬局で、リック・シンプソン・オイルと同種の腫瘍を殺すオイルを見つけました。

2オンスのオイルを生成するのに丸々1ポンド分の高濃度THCインディカを必要とするような大麻オイルは見つけるのが困難であるばかりでなく、高価です。ミラーによると、90日分の供給量は3000ドル近くになり、保険は適用されません。それでもミラーは探していた薬を見つけました。

エメラルドルームの経営者フランク・ブラウンは、がんと闘う養生法についてさらに教えてくれました。

「我々は、55%以上の高濃度のTHC大麻オイルががん治療に関して最も効果的であることを発見しました。同時に患者が大麻オイル、抽出物は非常に個人的なものであることを理解し、厳密な手続きに従うことが重要です。90日間にわたって患者はTHCオイルを60グラム摂取し 、その後見直す必要があります」

ミラーは最終的に、時々緩和化学療法を補うためにイリノイ州へ戻りながら、カリフォルニア州で90日間の治療を2回行いました。この養生法を6ヶ月続けた後、ミラーの医師はミラーが肺がんから寛解期にあることを発見したのです。ミラーに死の刻印をつけたはずの診断から数ヶ月後でした。

ミラー以降も、エメラルドルームはさまざまなタイプのがんと闘う60人以上の患者の治療を大麻オイルで手助けしてきました。ブラウンは、オイルに関心を持つ人に、可能な限り高いグレードのオイルを確実に入手するよう推奨しています。

「購入するすべてのオイルが、混じり気がないか、また農薬、有害な溶剤および虫などの痕跡がないか特定するために検体検査をされている確認してください」

またブラウンは次のように警告しています。

「あなたが抽出物および大麻オイルを買う人が、エメラルドルームのように信頼できるか確認してください。
あなたが芳しくない、または信頼できないところから製品を購入する場合、その製品には全く治癒の可能性がないかもしれないという事実を十分承知していてください。ゴミのような抽出物を購入した場合は効きませんし、有益な結果は得られません。抽出物/オイルが正しく生産されている確かめるために自分で調べるのは義務であることを覚えていてください」

今でもがんのない状態のミラーは大麻の治癒能力に関して非常に情熱的で、それについて声高に話しています。ミラー夫妻はその後イリノイ州に戻り、大麻オイルやその素晴らしい効能、どのように生成/入手するかについて他のがん患者に教えています。最大の問題はイリノイ州では大麻の栽培が違法であることですが、大麻オイルを生成するのは合法です。これは患者が、治癒オイルを自分で作るために大麻栽培をする代わりに、州のどこの大麻薬局でも手に入らないような、非常に高額の量の高濃度THC大麻を購入する必要があることを意味します。しかしそれでもミラーは止められません。

「時に規則を曲げることは世界を救うために必要なんだ」とミラーは言います。

この薬がどれだけ人生を変えることができるか彼は知っているのです。