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がん細胞を殺すためにどのように大麻オイルが作用するか?

      2017/08/04

まずは何ががん細胞を生かすのか見てから、カンナビノイドCBD(カンナビジオール)およびTHC(テトラヒドロカンナビノール)がどのようにがんの生きている状態を解体するのか検証しましょう。

すべての細胞には、細胞の生死を明確に管理する相互転換可能なスフィンゴリピド群があります。
この因子のプロフィールは“スフィンゴリピド抵抗器”と呼ばれています。
もし内因性セラミド(スフィンゴシン-1-リン酸のシグナル伝達代謝産物)が高ければ、細胞の死(アポトーシス)が差し迫ります。
セラミドが低ければ、細胞は生き生きとしています。

非常に単純に、THCががん細胞のCB1またはCB2カンナビノイド受容体部位に結合すると、細胞を死に至らすセラミド合成の増加を起こします。
通常の健康な細胞はTHCの存在においてセラミドを生成しないため、カンナビノイドの影響を受けません。

がん細胞は、細胞毒性の化学物質によってではなく、ミトコンドリアにおける小さな変化によって死にます。
多くの細胞内には、細胞核、数多くのミトコンドリア(数百から数千)、および細胞質におけるその他さまざま細胞小器官があります。
ミトコンドリアの目的は、細胞が使用するエネルギー(ATP)を生成することです。
スフィンゴリピド抵抗器を増大させながら、セラミドが蓄積し始めると、エネルギー合成における重要なタンパク質、シトクロムcへのミトコンドリア膜細孔透過性を増殖させます。シトクロムcはミトコンドリアから追い出され、細胞に対するエネルギー源を殺します。

セラミドはまた、ミトコンドリア内のカルシウム代謝を阻害するp53と呼ばれるタンパク質を発生させ、がん細胞核における遺伝毒性ストレスを引き起こします。
さらにセラミドは、すべての細胞機能に栄養を提供する細胞の消化器官である細胞リリソームを阻害します。
セラミドおよび他のスフィンゴリピドは細胞内の生存促進性の経路を活発に抑制し、がん細胞が生存する可能性を残しません。

このプロセスへの鍵はシステムにおけるセラミドの蓄積です。
これは、CBDおよびTHCの治療量を着実に、時間をかけて摂取することで、がん細胞の死への経路における代謝圧力を保つことを意味します。

どのようにこの経路ができたのでしょうか?
なぜ人体は、単純な植物酵素をさまざまな異なる生理システムにおける深い治癒のために使用することができるのでしょうか?

この内在性カンナビノイドシステムはすべての動物に存在し、適合する体外のカンナビノイド活性化因子を待っているのです。
これは興味深いことです。
我々の内在性カンナビノイドシステムはすべての細胞および神経に広がっています。
それは免疫系と中枢神経系(CNS)の間を漂う情報のメッセンジャーなのです。
内在性カンナビノイドシステムは神経防護作用に貢献し、また免疫系を微細管理します。これが、恒常性、すなわち私たちの健康を維持する主な管理システムです。

好奇心から、細胞レベルではどんなことが起こっていて、人体はどこで内在性カンナビノイドを生成しているのでしょうか?
内在性カンナビノイドは、シナプスにある神経細胞に起源を持ちます。
人体が病気または怪我によって危険にさらされたとき、人体は内在性カンナビノイドシステムにしつこく呼びかけ、治癒するように免疫系に命令します。
これらの恒常性システムが弱っている場合、内在性カンナビノイドシステムが治療的となるのは当然です。
内在性カンナビノイドシステムは最も自然なやり方で人体を助けてくれるのです。

どう作用するかを見るために、我々はカンナビノイドを、鍵と鍵穴のように分子の一部が神経または免疫細胞受容体部位に適合するように形状が決められている3D分子にビジュアル化しました。
少なくとも2種類のカンナビノイド受容体部位、CB1( CNS)およびCB2(免疫)があります。一般にCB1はCNSの伝達システムを活性化させ、CB2は免疫系を活性化させますが、実際はそれより複雑です。

THCおよびアナンドアミドも両方の受容体部位を活性化します。
他のカンナビノイドは一つまたは他の受容体部位を活性化します。
大麻株のなかでは、C.SativaがCB1受容体につながり、C.IndicaはCB2につながります。
つまりSativaはより神経活性的で、Indicaはより免疫活性的なのです。
もう一つの要因は、SativaはTHCカンナビノイドが優位で、Indicaは主にCBD(カンナビジオール)だということです。

THCおよびCBDがアナンドアミドに対して生体模倣である、つまり人体が双方を区別せず使用できるということが知られています。
それゆえ、ストレス、怪我または病気が体内で生成できる以上の内在性アナンドアミドを要求するとき、その模倣的な体外カンナビノイドが活性化するのです。
がんのように、その要求が継続する場合、恒常性システムにおける修飾薬の持続する圧力を提供する治療が必要になります。

通常CBDは、人体免疫系の所在地である脾臓に密集したCB2受容体に引き寄せられます。
そこから免疫細胞はがん細胞を探し出し、破壊するのです。
興味深いことに、THCおよびCBDカンナビノイドは、免疫媒介を経ずに直接がん細胞を殺す能力を持つことが分かってきました。
THCおよびCBDはリポキシゲナーゼ経路を乗っ取り、腫瘍の成長を直接抑制します。
ちなみに、CBDはアナンドアミド再取り込みを抑制することが発見されました。
このように、カンナビジオールはアナンドアミドを破壊する酵素を抑制することによって人体が自然な内在性カンナビノイドを守るのを助けていることがわかります。

この概略調査はいくつかの重要なコンセプトに軽く触れています。
主に私は、人体の完全性および代謝恒常性に対して迅速で完全な免疫反応を提供する受容体およびシグナル伝達代謝産物を持つ人体の免疫系にぴったり適合するような完璧な薬を自然は考案してくれたのだ、という見解を読者に託したいと思います。

出典:cureyourowncancer

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