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カンナビス(大麻)用語集

      2017/09/27

1、細胞は生命の基本単位であると考えられています。
細胞には、受容体およびシグナル伝達分子を含む、何十万ものタンパク質分子が含まれています。
細胞が家くらいの大きさだった場合、タンパク質はドアノブくらいの大きさになるでしょう。

2、受容体は、細胞内のイベントを開始するために、シグナル‐ホルモン、神経伝達物質、薬物、特定の温度、または他の刺激‐を認識してそれに応答する、細胞の膜に埋め込まれたタンパク質です。
細胞膜は、脂質(脂肪)の複合体で構成されています。

3、アゴニストは受容体を活性化する分子です。モルヒネはその効果を発揮するために、オピオイド受容体に作用するアゴニストで、THCはカンナビノイド受容体で作用するアゴニストです。複数のアゴニストが、一つの所定の受容体に作用することができます。

4、アンタゴニストは、アゴニストを遮断することによって、受容体の活性化を妨げます。
オピオイド拮抗薬のナロキソンは、モルヒネが痛みを緩和することを妨げます。
また、カンナビノイドのアンタゴニストであるSR-171416A(Rimonanbant)はTHCが食欲を刺激することを妨げます。
アンタゴニストは、直接的(アゴニストが結合する場所をブロックします)、または間接的(アゴニストが活性化できないように、受容体を変形したり、形状を変化させたりします)に作用します。

5、ニューロンは神経伝達物質と呼ばれる化学物質によって他の神経細胞に信号を伝達する神経細胞です。

6、シナプスは、信号を送るニューロンとそれを受けとるニューロン間のギャップです。2つのニューロンは、それぞれ「シナプス前」「シナプス後」と呼ばれています。これまでに100種類以上の神経伝達物質が同定されています。

7、カンナビノイドは、カンナビノイド受容体を活性化させる化学物質であり、3つのタイプがあります。
最初に発見されたのが、大麻植物に含まれる特定の活性成分です。
それがカンナビノイドの名前の由来になっています。
100以上のカンナビノイドが、植物において同定されています。
カンナビノイドは、異なる部位で水素と酸素分子が結合している、21個の炭素原子をもつ環構造です。植物カンナビノイドはフィトカンナビノイドと呼ばれています。

8、エンドカンナビノイドは、内因性のカンナビノイドです。
体内に天然に存在する化学物質であり、植物カンナビノイドと同様の効果を持ちます。(進化の出現の順としては、植物カンナビノイドに先立ち、内因性カンナビノイドが神経伝達のために動物によって作られました。)
実験室で作られた合成カンナビノイドは、植物カンナビノイドと同様の効果を持っています。

9、カンナビノイド受容体は、カンナビノイドに結合するタンパク質受容体で、2種類のカンナビノイド受容体が発見されています。
CB1受容体は、脳および中枢神経系‐特に運動、知覚、認知、感情を調節することが知られている領域に集中しています。
CB2受容体は主に免疫系および末梢器官に関連した組織中に見出されます。また、形の上ではカンナビノイド受容体とは見なされない、カンナビノイドのシグナル伝達に関与する他の受容体がいくつもあります。

10、THC‐テトラヒドロカンナビジオール‐は、医療、娯楽目的のために栽培された植物に多く含まれるカンナビノイドで、精神活性があります。
THCは、CB1受容体に結合し、鎮痛、抗痙攣、抗振戦、抗炎症、食欲刺激、および抗悪心効果を持つことが示されています。
一部の、単一分子の合成THCの製品(マリノール(Marinol)、ナビロン(Nabilone)、セサメット(Cesamet))は、薬局で販売されています。

11、CBD‐カンナビジオール‐は、様々な非カンナビノイド受容体を直接的に活性化し、CB受容体を活間接的に性化する、非精神性の植物カンナビノイドです。
CBDは、抗痙攣、抗精神病、抗酸化、神経保護、および免疫調節特性を持つことが示されています。

12、アナンダミド(アラキドノイルエタノールアミドまたはAEA)は、CB1受容体に結合する内在性カンナビノイドで、THCが類似の効果を持っています。

13、2-AG(2-アラキドノイルグリセロール)は、CB1およびCB2受容体の両方に結合する内因性カンナビノイドです。
2-AGは、アナンダミドより量は豊富ですが、活性は低いです。

14、逆行性シグナル伝達は、シナプス後細胞からの化学信号が、シナプス前細胞からの神経伝達物質の放出に影響を与えるプロセスです。
逆行性シグナル伝達では、シナプス後細胞が、シナプス前細胞からのさらなる神経伝達物質の放出を防ぐために、化学信号を放出します。
内因性カンナビノイドは、逆行性の様式で、GABAやセロトニンなどの他の神経伝達物質の放出を遅らせたり刺激したりする機能があると考えられています。
アナロジーは、オーケストラに向かい合った指揮者のようなもので、それぞれの楽器が出す音のテンポや音量を指揮します。
内在性カンナビノイドシステムは、体の支配的な調節因子です。
その理由は、大麻使用が非常に多くの症状や状態に影響を与えるからです。

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