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大麻解禁について

      2017/08/02

大麻合法化によって大麻が未成年者の手に渡りやすくなり、使用が増加するのではないか?

現実的に子供への悪影響が心配されました。
大麻嗜好品・医療大麻許可を受けた販売店が購入者の年齢確認を徹底管理することにより 、大麻を未成年者から遠ざけることができます。
路上の自動販売機でアルコールやタバコを誰でも簡単に購入できる日本とは違い、アメリカでは身分証提示による年齢確認が徹底しています。
そのため、年齢確認が必要な合法のアルコールを買うよりも、非合法の大麻を路上の密売人から買うほうが簡単だと言う未成年者も多い現状です。
路上の密売人は購入者の年齢など気にしません。

大麻を非犯罪化したポルトガルでは未成年者の使用率は減少しました。
コーヒーショプと呼ばれる大麻ショップでの販売を容認しているオランダでは、一五歳までに大麻を使ったことのある人は7%です。
一方、非合法のアメリカでは20%です。
アメリカの場合、合法化しても使用者の数は大きくは変わらないでしょう 。
法律の厳しさに関係なく、使いたい人はすでに使っているからです。
なお、学校の近くで大麻ショップを営業することは禁止されています。
合法化されても未成年の手に渡らないよう警察は取締を続けています。

合法化して大麻が手に入りやすくなったら、気軽に常用してしまい依存症になるのではないでしょうか?

大麻を使用するとぼんやりして、やる気がなくなる、いわゆる酩酊状態になると聞きます。
確かに働かない人が増えて生産性が落ちる可能性はあります。
しかし、大麻に身体的な依存性はありません。
精神的な依存性は少しありますが、ほとんどの人は自制できています。
〈ナショナル・インスティチュート・オン・ドラッグ・アビュース 〉 ( N I D A )というドラッグ乱用防止に努める米政府機関が協力した調査では、大麻使用者のうち9%が、人生のどこかの時点で依存症に陥るという結果が出こに依存すれば身体が蝕まれ 、ギャンブルやショッピングに依存すれば破産しますが、もし大麻に依存したとしても、致命的な問題にまでは発展しません。

ハーバード大学卒の医学博士アンドルー・ワイルは、「大麻を乱用しているから 、やる気がなくなるのではなく、やる気がないから大麻を乱用するのだ 」と言っています。
大麻依存症の問題を抱える人が大麻のない環境へ行けば、別の非生産的な行為に依存するだけです。
依存症はドラッグの効果の問題ではなく、使う人の心の問題なのです。

大麻を吸って車を運転する人が増えると、交通事故が多発して危ないのではないですか?

大麻の運転能力への影響についてはたくさんの研究がなされていますが、いずれも無視できるほどの影響しかないと結論付けられています。
1993年、米国運輸省は運転前の被験者に、違法合法問わず、さまざまなドラッグを投与する実験をしました。
その結果 、大麻はもっとも事故のリスクが少ないことがわかりました。

飲酒ドライバーは万能感が出るため 、ふだんはやらないような行為をすることがあるのに対し、大麻ドライバーは身体機能が低下していることを自覚しており、ふだんよりも注意深く運転する傾向にあります。
だからといって、大麻を吸うと運転能力が向上するということではありません。
時間感覚が変わるため、判断が遅れることがあります 。
アルコール同様、大麻の影響下で車を運転することは禁止されています。
2013年、コロラド州で毎年8月に設けられている飲酒運転取締強化期間中に検挙された359人中13人が大麻ドライバーでした。

大麻はタバコと比べて健康への害が少ないという説も聞きますが、覚醒剤などの、より危険な薬物への入口になるのではないですか?

大麻が他の薬物の入口になるという説はゲートウェイ理論といいます。
その原因として考えられるのは、大麻の密売人が他の薬物も扱っており、勧められるからであったり、大麻を使ったことで一度法律を破ったので、再度、法を破ることへの抵抗が薄れるからです。
いずれも、合法化されれば解決されます。

アルコールが入口のドラッグだと言われないのは、アルコールは合法であり、幅広く社会に受け入れられているからです。
大麻の成分の中に、他の薬物へと誘導する働きがあるわけではありません 。
1972年の規制物質法制定の際に、米国における大麻乱用の研究 (ナショナル・コミッション・オン・マリファナ・アンド・ドラッグ・アビュース )が行われました。米国科学アカデミーも1982年に同様の研究をしていますが、いずれも、大麻はゲートウェイ・ドラッグではないという結論にいたっています 。

しかしながら、非犯罪化したポルトガルでは10代でドラッグを使わなかった人は、大人になってからも使わない場合が多いという統計があり、これはある意味、ゲートウェイ理論を肯定する結果となっています。
積極的にさまざまなドラッグを試してみる人もいれば、社交的な場で何度か大麻を吸ったことがあるだけで、他のドラッグには興味がないという人もいます。
ある時期に集中的に様々なドラッグを試し、最後は大麻だけになる人もいます。
クラックやヘロインの乱用問題を抱える人にとっては、大麻はそれらのドラッグをやめるための出口の薬としても使われています。
大麻が他の薬物の入口になるかどうかは人それぞれだといえます。

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