密かに話題のnano(ナノ)CBDオイルの正体とは?

「ナノCBDオイルにイェス」?「ナノCBDオイルにノー?」

現在CBDオイル業界で最も話題のトレンドの一つは、CBDの「nano・ナノ増強」バージョンです。CBDオイルを定期的に使用している人なら、この言葉を聞いたことがあるかもしれません。欧米で話題となっている注目成分のことです。

nano(ナノ)増強CBDオイルは、「効果」があると太鼓判を押されています。最初の生体利用効率に関していえばそれは本当ですが、必ずしもその方が「効果」があるとは限りません。それを証明するデータも研究もないのが現状です。

またCBDの摂取は、体内のカンナビノイドシステムを構築するための毎日のプロセスであると考えるべきで、早い単発の適用ととらえるべきではありません。ナノはまた、CBDオイル使用者によって重要な要素である全草の栄養素に関連する効果を薄めていることが懸念されています。

nano(ナノ)はさらに科学的段階を経なければならず、つまりさらに費用がかかるということも注意しなければなりません。そしてその費用は消費者に課される可能性が高いです。

nano(ナノ)増強はCBD業界におけるトレンドです。nano(ナノ)の作用や、このトレンドがどのような効果が期待できるのか検証してみましょう!

流行語「nano(ナノ)」

ナノ(nano, 記号: n)は国際単位系 (SI) における接頭辞の一つで、以下のように、基礎となる単位の 10−9倍(= 十億分の一、0.000 000 001 倍)の量であることを示す。 1960年に導入されたもので、ギリシャ語で「小人」という意味の νάνος (nanos) に由来する。

「nano」が“小さい”を意味することは科学者でなくてもなんとなく知っている方も多いと思います。実際、「nano」という言葉を聞いて頭に浮かぶのは、酒造業界を連想される方も多いのではないかと思います。海外に限る話ですが。。

海外の地ビールメーカーで、数年前に「nano(ナノ)」醸造所が流行ったという現象がありました。基本的に「ナノ」醸造所とは非常に小さく、1年当たり2000バレルのビールしか醸造していないという意味です。物作り業界では、「小さい」は「より良い」「より高い」品質と同意義となります。

しかしCBDオイルに関しては、より品質が良い、ということではないので間違えないでください。「ナノ」は小さいという意味ですが、ナノ増強とはより複雑で科学的な条件およびプロセスです。

nano(ナノ)増強CBDオイルとは?

nano・CBDオイルとは、オイルが体内でより早くより効率的に運ばれることを保証するためにさらに科学的な段階を経ているCBDオイルです。

オイルはまず、最もクリーンで最も純度の高いCBD濃縮液を生み出す超臨界二酸化炭素抽出法からヘンプエキス及びカンナビノイド成分エキスを抽出します。このCBD濃縮液はその後、フレイバー付のためにエッセンシャルオイルと混ぜられ、またはさらに濾過プロセスという工程を経て製品化されます。

大半のCBDオイル製品に関しては、ここで製造過程が終わり、オイルは検査され、パッケージングされます。しかし、nano・CBDオイルの場合は、オイルの血流内での流れ方を変えるためにもう1つの段階があります。

nano・CBDオイルでは、CBD化合物自体が脂肪の微細な層にコーティングされています。これらの球状の層が、ナノ脂質球またはリポソームと呼ばれています。リポソームとは、細胞膜の基本的な構成成分である脂質でできた極めて小さな球体のことを意味しています。

nano・CBDオイルの利点とは?

nano・CBDオイルの最大の利点は速さにあります。CBDに付着したリポソームは、体内の血流に素早く流れていきます。このプロセスは、ナノ-リポソーマル運搬システムと呼ばれます。nano・CBD化合物は、ほぼ100%の割合で体内に吸収されることが指摘されています。リポソーマル運搬システムは、医療品にも広く使用されていることも事実です。

消化器系プロセスを回避することによってnano・CBDオイルは、生体利用効率(吸収率)が高くなります。このため、より即効的な効果が得られます。

nano・CBDオイルVS通常のCBDオイル

消化過程でCBDが無駄にならないというのは、nano・CBDオイル製品の最大のセールスポイントです。つまり、通常のCBDオイルよりnano・CBDオイルの方が生体利用効率が他高くnano・CBDオイル製品の方が早く効果を得るというのは議論する余地もありません。

しかしサプリメントとしてCBDを摂取することは、短距離走というよりマラソンのようなものです。CBD製品は他のサプリメントと決定的に違うことがあります。それは、カンナビノイド受容体に結合後、体内に1週間から2週間前後蓄えられるという最大の特徴があります。つまり毎日どれだけCBDオイルの摂取を継続し、どれだけ早く効果を感じられるかよりも、どれだけ体内にCBD成分やその他カンナビノイド成分が配合されたフルスペクトラムなCBDオイルを蓄えられるかの方が重要度のウエイトは高いでしょう。

例えば、CBDオイルを舌下投与するにせよ、ヴェポライザーで喫煙するにせよ、得られる効果はほぼ同じです。ヘンプメッズRSHO経口摂取器は、毎日にCBDを取り入れるのに優れた方法です。

CBDアイソレートが入ったカプセル製品や食品は効果を得られるまでに少し時間がかかり、消化器官を通じて吸収率はいくらか下がります。しかし、その方法が適している方もいることは事実です。また、国々よって大麻取締法の規制があるため、CBDアイソレートが一番適しているということも多いにあるでしょう。

まとめ

結論として「nano・CBDオイル」は優れたトレンドであることは間違いありませんが、フルスペクトラムなCBDオイルの方が効果的あることは、世界的に権威があるイーサン・ルッソ博士やラファエル・メコーラム博士などの提唱しています。

nano・CBDオイルは、CBD本来の効果を体感するというメリットがあり、逆にアントラージュ効果を得られない可能性が高いというデメリットがあります。その点ではCBDオイルが勝っていることは事実です。

従来のCBDオイルで様々な効果を得られた、疾患が治ったということに大きく影響しているのが、何度も言う通りフルスペクトラムなCBDオイルだと私個人的には思っています。その理由は、微量に含まれている有効なカンナビノイド成分が豊富であることや、テルペン成分などの直接体に作用する化合物が多いからです。その点ヘンプタッチ社のCBDオイルは、フルスペクトラムヘンプエキスなので有効なサプリメントではないかなと思います。