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カンナビノイドの生成過程を解明―カナダの研究報告―

      2017/12/08

特殊酵素とカンナビノイドの関係性が明確に

カナダはサスカチュワン州にあるサスカチュワン大学では研究者チームにより、新しい発見がなされていた。いわゆるカンナビノイドと呼ばれる生理的活性合成物を大麻草が生成してゆく化学的な生成過程の解明である。これは、医薬品やカンナビノイド・フリーの産業用ヘンプのもととなる大麻草のヴァリエーションを開発するための第一歩となった。本研究は米国科学アカデミーによりオンライン上で紹介された。

サスカチュワン大学生物学部教授であるジョン・ページは、この研究について解説する。今回解明された生成過程は特殊なものであり、ヘキサノイルCoA合成酵素と呼ばれる酵素、そしてこれまで植物には見られなかったオリベトール酸シクラーゼという酵素、これら特殊な酵素が関係しているという。

「大麻草の場合、単純な6つのカルボン鎖を持つ珍しい脂肪酸を作り、科学的に複雑で薬理的に活性化された物質を組み立てるわけです」
ペイジ氏は語る。

氏はまた、オリベトール酸シクラーゼを発見した博士課程のスティーブ・ガーニュ、ヘキサノイルCoA合成酵素の発見者であるポストドクターのジェイク・スタウトを伴い、リサーチを行った。

今後の製薬技術の発展にもつながる発見

食物、繊維、精神活性などを目的として数千年の間栽培されてきたのが大麻草である。THCなどのカンナビノイドは、トリコームと呼ばれる小さな毛髪状構造の雌性株の花穂で生成される。チームはカンナビノイド生成に関与している遺伝子を作るトリコーム細胞のゲノム解析を行った。

うまく酵母からカンナビノイド生成に至る生化学的経路の重要な代謝を取り持つオリベトール酸を生成させるため、チームはすでに新たな酵素を用いていた。

「現時点で生成過程については分かっており、酵母やその他の微生物でカンナビノイドを生成する方法も開発しました。これからの製薬業界にとっては、このカンナビノイドの化学合成は価値あるものとなるでしょう」

実に100以上ものカンナビノイドが現時点で解明されている。そのうちの一部だけが、可能性を秘めた薬剤に用いるべく研究されてきた。

THCは精神活性カンナビノイドの筆頭であり、愛好家たちには「ハイ」になるものとして認識されてきた。と同時に、鎮痛、吐き気の抑制、食欲増進といった医学的効果も持っている。19000人以上いるカナダの患者たちは、こうした医学的効果を得るため、法的に大麻草を用いる権限が与えられている。そのほかにも、処方箋を通してカンナビノイドを含有した薬剤を投与している者も多い。

もうひとつ、重要なカンナビノイドがあるのを忘れてはいけない。カンナビジオール(CBD)である。この成分は、抗不安や神経保護といった効果を有している。

ヘンプ栽培者にとっても朗報

ペイジ氏は解説する。カンナビノイド生成過程についての知識は、カナダの農業従事者たちにとっても、朗報となったという。栽培者にとって、カンナビノイド生成過程が解明されることは、THCゼロの大麻草品種を作るカギとなるからだ。現在のカナダの法律では、産業用ヘンプはTHCが0.3%以下でなければならない。

カナダにおいてヘンプ栽培の歴史はすでに1600年以上にわたっているものの、今日の社会では、産業用ヘンプはニッチな作物であり、主にプレーリー(草原・サバナ・低灌木からなる生態系)で育てられている。作物規制を行うカナダ保健省の統計によると、2011年に育てられたヘンプは15700ヘクタールだという。

織物、ロープ、紙などを作るための繊維としてヘンプは知られているが、カナダでは種のほうが人気だ。オメガ3やオメガ6といった脂肪酸が高いヘンプシードは健康によいため、大変もてはやされている。ラクトース・フリーのヘンプミルクや、朝食のシリアル、スナック、アスリート用のプロテインサプリメントとしても使うことができる。ヘンプオイルはまた、スキンケア製品にも使われるほどの人気ぶりである。

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