バス・ルッテンがCBDオイルとオピオイド中毒について語る

こんにちは。
元世界チャンピオンのMMAファイター、バス・ルッテンがCBDオイルについて語っている記事を発見しましたので、紹介しますね。

名高い総合格闘技選手バス・ルッテンが立ち上がり、プロ選手のためにこれら医療大麻の利点について語りました。鎮痛剤中毒になり、キャリアを駄目にしてしまったオピオイドで汚名を負わされた選手たちを受けて、ルッテンがCBDオイルはアスリートにとってより良い代替薬だと訴えました。

ルッテンは総合格闘技のスターで元世界チャンピオンです。キャリア全体の中でルッテンが体験した痛みは、大半の人には想像すらできないものだったでしょう。さらに疼痛問題はリングの外でも続きます。次の試合に準備するために選手たちが行うトレーニングやエクササイズ、スパーリングもまた、選手が体験する肉体的痛みの一因です。彼らのライフスタイルの中では深刻な怪我は日常茶飯事です。結果的に大半のプロ選手は、キャリアの半ばに到達する前から極度の苦痛とともにあります。

『スマッシング・マシーン』との衝撃体験

これらすべての考慮に入れて、ルッテンはマイク・ケアーを描いたドキュメンタリー『スマッシング・マシーン』で受けた体験を語りました。ルッテンは、このドキュメンタリーの15周年を記念して書かれたブログ記事で、キャリアの絶頂からオピオイド中毒によって転落した伝説の選手について述べました。

ルッテンが初めてケアーに会ったのは、「霊長類ヒト科最強」と恐れられた男がトゥード・チャンピオンシップで優勝したブラジルでのことでした。ルッテンといる間、ケアーは体力やテクニックを示した一方で、極めて普通ではない重量増加や多量の発汗もみられました。ルッテンが腕に激しい痛みを感じてケアーが解決策となるものをくれた時に、ルッテンは初めて汗の理由を理解しました。ケアーは感覚を麻痺させるために鎮痛剤を使用していたのです。

最終的に鎮痛剤はケアーに負担をかけ、数回の敗退を期した後、ケアーは3年間リハビリ施設に入りました。残念ながら、中毒を克服してトレーニングを再開してもキャリアは取り戻せませんでした。

UFCチャンピオンが鎮痛剤依存を避けるため疼痛用にCBDを摂取

CBDオイルについて

CBDオイルは複数の動物実験で数多くの健康上の利点や医学的用途を提示してきたため、早い段階から注目を集めてきました。CBD(カンナビジオール)は大麻やヘンプに含まれる化合物で、精神活性効果を起こすことなくテトラヒドロカンナビノール(THC)と同じ効果を提供します。その効果には、発作抑制、鎮痛などがあります。

ルッテンは自身の中毒との戦いについても触れました。ルッテンは2006年の最後の試合後に鎮痛剤中毒が始まりました。試合後に感じる痛みに対処するためにバイコデインを使用し始めたのです。

「最初は1錠から始まって、それが2つになり、4錠、7錠、10錠とゆっくり確実に増えていきました。あっという間に異常なほどの量の鎮痛剤を摂るようになりました」ルッテンは自身の体験をこう説明しました。

医師はバイコデインのせいで肝臓にダメージを与えている、とルッテンに話し、代わりにオキシコンチンを勧めました。しかしオキシコンチンはすぐに効かなくなりました。ルッテンはその時自分に起こっていることに気づき、鎮痛剤をやめました。ルッテンは過去を振り返りながらこう述べました。「もしあの頃にCBDがあったら、私は鎮痛剤中毒にならなかったかもしれません。すべての選手やアスリートたちが鎮痛剤の代わりにCBDを使用するようになることを強く願います」

この姿勢を裏付けるように、医療大麻やCBDオイルが合法化され簡単に入手できる州ではオピオイド乱用が大幅に減少しているとルッテンは話しました。CBDは精神活性作用も中毒性もないという特徴を持つので、試合後に痛みや総合格闘技による長期的な影響、スポーツ全般においてより良い代替薬だとルッテンは述べました。

CBDオイルとその他有名選手

オピオイド系鎮痛剤の代わりにCBDオイルを使用することを推奨するプロ選手はバス・ルッテンだけではありません。現役選手ネイト・ディアズもまたCBDオイルを支持する総合格闘技選手です。ディアズはその利用しやすさと携帯しやすさからヴェイプをCBDの使用方法としています。ディアズはアイルランド人選手コナー・マクレガーとの2回目の試合後の記者会見で、ペン型ヴェイプペンでCBDを吸引して見せました。

「これはCBDです。CBDは治癒プロセスや炎症などに役立ちます。試合の前後やトレーニング中などに使用すると、より生活しやすくなります」とディアズは述べました。

記者会見でCBDオイルを吸引したディアズは、米アンチ・ドーピング機関(USADA)から警告を受けましたが、出場停止処分は受けませんでした。警告を受けたのは、競技期間は試合後6時間までと規定されていたのに対し、ディアズが試合後2時間の記者会見でUSADAが禁止するCBDを吸引したからですが、ディアズは試合後の薬物検査が終われば競技期間が終了すると解釈していたので、厳罰は受けませんでした。USADAはその後競技期間を試合後1時間までに変更しており、これはディアズの1件を受けての変更ではないかと噂されています。

CBDオイルを使用するもう一人の有名選手はケイン・ベラスケスです。ベラスケスは膝を負傷し、坐骨神経への圧迫を軽減するために受けた膝の手術の後から、膝の痛みに対処するためにCBDを使用し始めました。CBDオイルは回復に計り知れないほど役立ったと話し、CBDは習慣性がないので他の鎮痛剤よりも優れていると言います。

カンナビスを使用しているNFL のプレーヤーが、薬物政策を揺るがす?

残念ながら数々の健康上の利点があるにもかかわらず、CBDを含む大麻草は連邦政府によって禁じられています。しかし、世界アンチ・ドーピング機関(WADA)は 2018年禁止表国際基準で、CBDを初めて禁止薬物リストから除外しました。この禁止表国際基準は2018年1月1日より1年間有効となるため、全てのスポーツ選手が競技でCBDを使用できるようになります。WADAの提携機関であるUSADAもこの規定に従うことが予測されます。

総合格闘技のように激しい脳損傷や怪我を受けやすいスポーツでは、今後ますますCBDの鎮痛作用や神経保護作用が 重宝されるでしょう。

2018年平昌オリンピックから正式にカンナビジオール成分はドーピング薬物から除外されることも決定されています。

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参考:MyMMANews