てんかん持ちの子供たちに純正カンナビノイドを~カリフォルニア大学の研究~

てんかん患者にとってCBD成分は希望の光であり、なくてはならないものに今なろうとしています。5年前まで既存の処方薬では難治性てんかんなどを患っている人たちにとって完治や緩和は絶望的な状況でした。しかし今ではCBDオイルや大麻オイルで劇的な改善を望めるのです。

アメリカ・カリフォルニア大学にて、てんかんと純正カンナビノイドとの研究について公表されている内容を説明します。

癲癇発作が制御不能なケース

カリフォルニア大学サンフランシスコ校にあるベニオフこども病院。この病院の研究者らにより、新たな研究が開始されました。通常の標準的な抗てんかん薬が効かない小児癲癇の困難な症状に対し、純正カンナビノイドがどのように効果を発揮するのかどうかを検証する研究です。

「制御不能な発作を起こす子供たちのためのよりよい治療が、今、非常に必要とされているのです」

そう語るのが、マリア・ロバータ・クリオ医学博士です。当研究の主任研究員であると共に、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の小児癲癇センターの責任者も務めています。

子供のてんかん治療が困難な理由

クリオ博士は、次のように指摘しています。

「確かにどんな年齢になっても発作のコントロールは大切なんですが、制御不能な発作を持つ子供の場合だと、脳と神経認識の発達に影響を与えることになりません。それはその後のクオリティ・オブ・ライフに多大な影響を与えることになるであろうし、漸進性認知障害の一因になる恐れもあります。」

エピディオレックスの名で知られる製薬は、精神作用を起こすTHCが全く含有されていない液状の純正カンナビノイドから作られている。

バイオ製薬会社であるGW製薬で開発されが笑みディオレックスは、米国食品医薬品局(FDA)により、スケジュール1物質と認定され、FDAと合衆国麻薬取締局により、モニターを入念に行われると共に、制限を与えられています。

カンナビノイド製剤承認に向けて

臨床試験では、6つのセンターで合計150人の患者が登録されました。この実験研究は、カリフォルニア大学サンフランシスコ校ベニオフ子ども病院で開始され、ニューヨーク大学ランゴーン医療センターでも行われました。FDAの承認を得るまでは、さらに4つの機関でも試験が行われています。

「CBDが十分に使用でき、安全であるとされた健康体の成人たちによって、実験が実施されました」と、ジョセフ・サリヴァン医学博士は語る。サリヴァン博士は、この臨床試験の共同研究者であると共に、カリフォルニア大学サンフランシスコ校小児癲癇センターの責任者でもある人物です。

重篤な小児癲癇発作のケース

小児癲癇の場合、難しいのは、場合により実験が脳と神経認識の発達に影響を与えることになりかねない点です。

今回、投与されたのがエピディオレックスの名で知られる製薬で、精神作用を起こすTHCが全く含有されていない液状の純正カンナビノイドから作られている。

実験調査はこう行われた

サリヴァン博士は更に続けて。

「子供たちにどういう副作用が起こるのかがまだわかっていないわけですから、この研究で大人と子供ではおのおのどうフォローするべきかがわかることでしょう」

患者はすべて1歳から18歳までで、扱いにくい癲癇のケースを持ちます。すべてとは言わないが大体の抗てんかん治療に抵抗性を持ち、糖質制限も効かない。まれな遺伝性疾患とされるドラベ症候群の子供たちもここに含まれており、数百回もの発作を毎日起こし、社会的な生活に困難をきたしています。

これらの患者たちが一年の間、安全性、用量、効果、薬物相互作用について調査すべく、毎日の発作の詳細記録や血液検査などを入念にモニターされることになります。

「動物実験ではCBDが抗けいれん薬として作用することがわかっていますが、これは最初のステップでしかありません。」

クリオ博士が言う。

「今回の試験では、うまくいけば、CBDが効果を示す癲癇症状の、プラセボ抑制の臨床試験となることでしょう」

新たな第一歩へ

カリフォルニア大学サンフランシスコ校ベニオフ子ども病院は、癲癇を患う子供たちにエピディオレックスを投与する最初の病院です。

2013年4月、FDAの新薬調査(IND)プログラムに承認された特殊研究に関わった患者2名に対し、薬剤が投与されました。その結果が現在の研究のフレームワークを供給することにつながったのです。

クリオ博士が言及した。

「今回の試験は、最も困難な癲癇症状のケースを抱える子供たちへの新たな治療方法のパイオニアとなったのではないでしょうか。しかしこれはほんの始まりであって、この分野における勇気ある専門家と、勇敢な患者たちを結び付け、希望に導いてくれることでしょう」

このように海外では、てんかんとCBDの関係性を研究・臨床実験が盛んに行われている。日本では偏見が障害となり、政府の方針も薬物認定としているため、研究を行うのは難しい状況なのです。

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