マリファナ吸引者はセックスレスにならない!?

米スタンフォード大学泌尿器科学のMichael Eisenberg氏らの研究チームは、米国の男女5万人以上のデータを分析したところ、Pothead(マリファナ常用者)は、非使用者よりも性交の頻度が有意に高く、マリファナを常用しても性機能は損なわれないとする研究成果を『Journal of Sexual Medicine」』11月号に発表した。

発表によると、Eisenberg氏らは米疾病対策センター(CDC)が実施した全国調査(National Survey of Family Growth;NSFG)に参加した25~45歳の男性2万2943人(平均年齢29.5歳)と女性2万8176人(平均年齢29.9歳)のデータを分析した。この調査データにはマリファナの使用と性交の頻度に関するデータも含まれている。

毎日マリファナを吸っている男女と一切マリファナを吸っていない男女を比べると前者の方が20%も性行為を行う頻度が多いのだ。このデータの関連性は、年齢層、婚姻状態、学歴などに関係しないことも示唆されている。

嗜好品大麻のメッカであるアメリカ・コロラド州のディスペンサリーショップでもマリファナが性行為を誘発させることを指摘するような説明を受けたことを思い出した。当時はふぅ〜ん、なんかセックス産業のアメリカらしいやって位置付けであまり目もくれなかったのだが。。。

 

でも当時女性スタッフが照れる様子もなく、マリファナや大麻オイル、大麻クッキーなどを用いることによって女性は感じやすくなるため、そのような活用方法はスタンダードになりつつあるとも話していました。確かに性行為に特化した商品がいくつもあった。。。。

実際やはりマリファナと性行為には深い関わりがあることがスタンフォード大学の研究で明らかになったのではないだろうか。

ただし、動物実験によって脳の「カンナビノイド受容体」への刺激が性的興奮や性行動を促す事実や、ヒトの脳のMRIスキャンによってマリファナの使用が満足感や性的興奮に関連した脳領域を活性化させる事実が示されている。

今後、カンナビノイド受容体がもっと研究されれば解明される問題であるとともに、様々な愛用の方法があり、その恩恵を受けている人は想像以上に多いことが証明されたのではないだろうか。