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自閉症の子供を持つ親は必死:研究の欠如にもかかわらず大麻を試す

      2017/09/25

重い自閉症を患う子供の親たちが、緩和を求めて医療大麻に注目しています。てんかんの子供が体験したことを見て、必死の両親は自閉症にも効くのではないか、と考え始めています。自閉症の治療法としてカンナビノイドを関連付ける研究はごく僅かしかありませんが、親の勢いは止まりません。大半の人は、もう失うものはない、と考えているのです。

 

自閉症は、コミュニケーション能力および社会的交流が損なわれることで知られる神経発達障害です。一部の子供たちはさまざま治療法によってうまく機能できますが、話すことができず、自傷行動に苦しむ子供もいます。疫病対策センターによると、2014年アメリカでは子供の1.5%が自閉症と診断されています。これは大きな患者率です。

 

使われているのは、大麻やヘンプ草から抽出できるCBDまたはカンナビジオールです。大麻には精神活性効果を引き起こすTHC量がヘンプより多い一方で、CBDには医療特性があります。ヘンプには大麻よりCBDが多く含まれていますが、効果を持つCBD内の医薬化合物は少ないです。大麻草はより高濃度のCBDを含むように交配させることができ、それらの花はCBDオイルの生成に使用されます。 ヘンプ産業協会によると、CBDオイルは、多量のCBDを含むが医薬化合物カンナビジオールの効力は弱いヘンプ草からも抽出することができます。

 

CBDオイルによって助かった自閉症の子供の体験談は、CBDが効いたてんかんの子供の体験談と非常によく似ています。ブラウン大学の教師で「誰かの娘」の著者であるマリエ・リーは、製薬会社アブヴィーが製造している合成大麻薬マリノールに対する自閉症の息子の反応を記録しました。マリエはその後大麻食用品に切り替え、その後はお茶バージョンに変えました。マリエの息子は、頭を壁に打ち付けるような自傷行動から自転車に乗れるようになるまで変わりました。彼女はこの実験を、成功として適格と呼んでいます。

 

別の母親ミエコ・ヘスター-ペレスは、医療大麻が自閉症の息子に役立つことを発見し、自閉症のための自由基金を設立しました。彼らの体験談は、特定の大麻種を使用後にてんかん発作が劇的に減少した少女シャーロットにちなんで名付けられたシャーロッツ・ウェブ大麻株に似ています。ペレス家のエピソードは番組「60ミニッツ」を通じて有名になりました。彼らの大麻株はジョーイズ・ストレインと呼ばれており、ペレスの息子ジョーイのためにクッシュマン・ジェネティクス社が製造しました。ホームページにはリムランド博士とその論説「大麻は自閉症にとって価値ある治療法か」が紹介されています。しかし、この記事には研究への言及は無く、事例的体験談の寄せ集めに過ぎません。

 

もっと最近では、非常に重い自閉症のため話すこともできなかったカレル・サンティアゴがいます。カレルは、プエルトリコの精神分析医ジョヴァンニ・マルティネス博士によって1日2回ヘンプオイルをただ口内にスプレーされた後に、初めて言葉を発し始めました。マルティネス博士は次のように話しています。「カレルは3週間前にCBDオイルを使用し始めました。彼は全く話せない患者でした。音を出すだけでした。治療に加えられた変化は、CBDの使用だけです」両親はその後、自分たちでCBDオイル治療を続けています。マルティネス博士はCBDに関する独自の研究も行っており、それを両親と共有しています。「カレルが話し始めたのには、とても感激しました」とマルティネス。カレルはコミュニケーションが取れなかったとき、フラストレーションのあまりかんしゃくを起こしていたが、コミュニケーション能力を開花したことで振る舞いが改善した、とマルティネス博士は指摘します。「カレルは自分の声を聞くたびに笑うんです」

 

ヘンプ・ヘルスは、国外からCBDオイルを輸入し、通販販売している企業です。大麻ではなくヘンプから抽出しているので、処方箋は必要ありません。サンティアゴ家がカレルのために使用したのがヘンプ・ヘルス社のCBDスプレーでした。ヘンプ・ヘルス社共同設立者のカテリーナ・マロニーは次のように話しています。「多くのてんかん患者から電話を受けます。がんや痛みに苦しむ患者もいます。たくさんの多様な疾患の人がいますね」マロニーはさらなる研究が必要だと考えてはいますが、ヘンプ・ヘルス社の商品を信じている顧客からの数多くの証言があります。ヘンプ・ヘルス社は現在、月に15万ドルを売り上げています。

 

問題なのは、根拠となる科学的研究があまり無いために治療法としてCBDオイルを勧められる医師が少ないことです。大麻治療に関する言及が1843年から存在するてんかんとは異なります。当時ウィリアム・オショーネシーはこう書きました。「 医療界は、大麻において優れた価値を持つ抗けいれん薬を手に入れた」自閉症と大麻に関する研究はほとんどありません。ボストン小児病院のスコット・ハドランド医師、ジョン・R・ナイト医師およびシオン・キム・ハリス内科医は次のように書いています。「現在のデータ不足を考慮すると、現段階で、発達または行動障害の治療法として大麻を安全に勧めることはできません」

 

2013年に行われたシニスカルコ博士による研究では、大麻に含まれる化合物が自閉症治療に役立つ可能性を示唆する兆候が発見されました。「我々のデータは、CB2受容体が、自閉症治療の薬理学的管理に関する潜在的治療標的であることを示唆しています」スタンフォード大学医学部と関連するフェデリコ2世ナポリ大学のチャバ・フォルディ博士が2011年および2013年に発表した別の研究も頻繁に引用されます。スタンフォード大学第一著者のフォルディ博士は、研究のなかで次のように書いています。「エンドカンナビノイドは、通常のニューロン活動に重要な調節分子であり、多くの脳機能にとって重要です。我々はマウス実験を行うことで、 一部の自閉症患者に見られる変異したタンパク質ニューロリギン-3が、ニューロン間伝達を調節するエンドカンナビノイド・シグナルの媒介にとって重要であることを発見しました」

 

バイオ技術企業を対象としているパイパー・ジャフレー社のアナリスト、ジョシュ・シマーもまたこれを関連付けています。一部の型の自閉症はてんかんと似た特徴を持つ、とシマーは指摘しました。彼は次のように書いています。「無症状の発作機能活動により発達障害を引き起こすことはあり得ますし、CBD治療を受けた自閉症患者による非常にワクワクするような事例もあります」

 

自閉症研究機関もこれらを関連付け始めています。機関は、大麻を使用する自閉症の子供において、不安、攻撃性、パニック障害、かんしゃく、自傷行為などの症状が改善されたことを発見しました。「煙のシグナル」の著者であり、プロジェクトCBDの設立者であるマーティン・リーは次のように述べています。「前臨床研究と一部事例的話は実質的な数が存在します。GWファーマ社による精神疾患に関する研究もあります。自閉症ではありませんが、問題は部分的に一致します」

 

GWファーマ社広報担当者マーク・ロジャーソンは次のように話しています。「我々は残念ながらこの分野における研究を現在行っていません。カンナビノイド薬と自閉症に対する関心は認知していますので、将来的に我々の計画は変更されるかもしれません。しかし現段階では、我々の臨床試験計画は完全に埋まっています。我々は製薬会社としては小さな企業なので、残念ながら治療分野を選ばなければならないのです」

 

研究が欠如していても、草の根活動を止めることはできません。Facebookには、自閉症と大麻コミュニティーのページが無数にあります。この2つに特化したウェブサイトも複数あります。自分たちが聞いた体験談を書く医師もいます。唯一欠如しているのは、多角的な科学研究です。しかし、GWファーマ社のような製薬会社がこの大きな患者集団に関与できると考えるなら、研究は資金援助され、患者も喜んで参加するでしょう。

 

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