大麻のなかで:テキサス州都で始まったばかりの医療大麻産業のなかでオースティンが具体化

テキサス州における医療大麻栽培開始が近づくにつれ、この新進産業の先陣を切る3社、そして州議会議員の力を借りて産業の成長を望む存在について新たな詳細が分かってきました。

ザ・オースティン・アメリカン・ステイツマン紙が、少数のテキサス住民に向けて医療大麻を栽培し、少量のテトラヒドロカンナビノールを含むカンナビジオール(CBD)オイルを生成したいと考える3社に、まもなく認可証が発行されることを報道しています。

3社のうちの1社サーテラ・テキサスが43の志願社のなかなか最終候補に挙げられた5月に、オースティン・ビジネス・ジャーナル誌が最初に取り上げました。サーテラ・テキサスはアトランタに拠点を置くサーテラ・ウェルネス社の子会社で、北オースティンにあるウェルズ・ブランチ・パークウェイで営業します。

他の2社は、マンチャカにある7200平方フットの工場を拠点とするコンパッショネイト・カルティベーション社と、シュレンバーグにあるキャンソーチウム・テキサス社です。ステイツマン紙によると、コンパッショネイト・カルティベーション社が最初に最終承認を得るだろうということです。

このような試みの準備費用は相当な額になることがあります。コンパッショネイト・カルティベーション社CEOのモリス・デントンは、ステイツマン紙に対して「数百万ドル」の投資だったと語りました。これらの企業は2年後、テキサス州に対して48万8520ドルおよび、免許更新のために31万8511ドルを支払わなければなりません。

テキサス州議会議員は2015年に、特定の型のてんかんを患う患者に対して非常に限定的な形で医療大麻使用を承認しました。

テキサス州における合法大麻市場の潜在性は非常に大きいので、規模としてはカリフォルニア州に匹敵する可能性がある、とステイツマン紙は伝えています。そのため、将来性が不確かであるにもかかわらず、企業には投資する意欲があります。それ以上に関しては、テキサス州が他のタイプの医療大麻使用を認めるよう法を緩和するかどうかにかかっています。

思いやりのある使用計画のもとで認可された低濃度THCのCBD製品は、すでにテキサスで入手可能となっている、ヘンプから作られたCBDオイルとは異なります。ヘンプ製CBDオイルは大麻製CBDオイルと異なり、THCを0.3%以下しか含まない、とテキサス州ヘンプ産業協会の政策担当部長シーラ・ヘンフィルは言います。

この紛らわしさが原因で、昨年の秋にテキサス州警察はオースティンにあるピープルズRx店からヘンプ製CBD製品を押収しました。後に警察は、刑事責任に問わないことを決めました。

出典:News9