CBD(カンナビジオール)オイルがスケジュールI薬物に分類されていることを信じられますか?いいえ、誰も信じられないでしょう。それにもかかわらずDEA(麻薬取締局)はそう信じています。さもなければ、CBDオイルはスケジュールIである、と最近発表しなかったでしょう。今CBDオイルの使用者や生産者は、このDEAの動きがどんな結果をもたらすのか知りたいと考えています。
CBDオイルは本当にDEAが主張するとおり、薬理効果の無い危険物質であるスケジュールIに分類することができるのでしょうか?
インクイスターが、連邦広報に新たに追加した項目について複数の視点から考察しました。DEAにはそのような決断・施行をする権利は無いので、この件に関して心配する必要はない、と話すヘンプ産業についても考察しました。
また、ケンカを受けて立つ必要はない、とする法律事務所の意見も引用しています。これは、ヘンプ産業とDEAの間で簡単に解決できる行政上の誤解か何かに違いありません。
DEAに打撃はあったのか?
綴り間違い(marihuanaとmarijuana)とは別にもう一つの懸念事項は、DEAが規則を作成する権限のもとで行動したのかどうか、という点です。その一部は、DEA長官チャック・ローゼンバーグがCBDオイルを他の違法なスケジュールI薬物に放り込むという攻撃的な姿勢を取っている、という意見によるものです。ローゼンバーグの結論は、CBDオイルはヘンプから作られているから違法でなければならない、ということです。
インクイスターによれば、連邦裁判所は2001年に似たような一件を却下しており、DEAは司法省の管轄下にあります。
州法は保護される
さらに、ローラバッカー-ファー改正案が、州法への介入ならびに医療大麻規制を禁じています。CBDのみが合法化された16の州においてさえも、CBDオイルおよびCBD製品はこの改正案によって保護されています。したがって、CBDオイルはDEAのメモではスケジュールIとみなされるかもしれませんが、医療大麻が合法化された、またはCBDが薬として認められている28の州においては強制できないのです。
さらに2014年には、ヘンプ栽培計画に関わる州において規制物質法から除外されることを明記した農業法がありました。
2001年、ヘンプシードオイルを生産する企業はDEAを相手取り、連邦裁判所で勝訴しました。連邦裁判所は、DEAは連邦議会によって規制されていない物質を規制する権利を持たない、と結論付けたのです。
綴り間違いは?
別の角度から見たとき、大麻活動家はDEAによる言葉の選択、もっと言えば綴りに疑問を感じています。最新規則において、大麻はフランクリン・ルーズベルト時代にさかのぼる綴りで「marihuana」と書かれています。
ザ・ワシントン・ポスト紙は思い切って、DEA広報担当官ラッセル・バウワーに対し、なぜDEAはこのような古風な時代遅れの綴りを使用することを選んだのか尋ねました。バウワーは、DEAはCBDオイルをスケジュールIに分類することを見逃そうとしていたのではなく、別々に行われた研究の記録を整備するための行政措置だっただけだ、と答えています。バウワーによると、DEAはどちらの綴りの大麻も区別せず使用している、とのことです。
CBDオイルよ永遠なれ
そういうことなので、CBDオイルを排水溝に流したりしないでください。あなたはCBDオイルを使用する権利があります。その合法性について思い悩むことなく、CBDの有用性を楽しんでください。全てはむしろばかげたことのように見えます。