CBDオイルをクローン病に適用するために闘う母

医療大麻へのアクセスを必要とする子供たちのために、母親たちが立ち上がっています。その中には、娘の命を救うために闘うなかで、ケンタッキー州の医療大麻活動家になった人もいます。彼女が望んでいるのは、クローン病に非精神活性のCBDオイルを適用することです。一体誰が彼女を否定できるでしょうか?

 

娘が死にかけているとき、親はなんでもする

 

健康を享受する人にとって、17歳の女の子が結腸と直腸を切除され、医療大麻を認められなかったために生命維持装置につながれるなんてことは、全く想像ができません。Cincinnati.comがこの信じられないような悲劇をレポートしています。

 

ティファニー・ウィギントン・カーナルは、17歳のリンディ・カーナルの母です。ティファニーには非常に悲しい体験がありますが、それでも彼女は娘や不必要に苦しむ人々のために闘うために起こるべくして起こったことなのだ、と信じています。

 

リンディは2014年に、消化管の内壁に起こった炎症によって引き起こされる消化器系疾患であるクローン病と診断されました。この非常に苦痛の多い病気は、酷い下痢、腹痛、栄養障害、疲労などを引き起こします。

 

リンディがクローン病抑制のために処方された処方薬は、心臓、腎臓、肝臓に悪影響を及ぼしました。リンディは過去2ヶ月間を生命維持装置につながれて過ごし、あと2ヶ月は病院を出られません。結腸と直腸は切除されました。

 

痛ましい結果

 

鎮痛薬はリンディを鎮静させ、全く機能できなくさせます。鎮痛薬のなかには、非常に強力で依存症も高いオピオイド系もあります。

 

リンディを良くするにはどうしたらいいのか?自分で調査するなか、医療大麻が認められている州でCBDオイルがクローン病に効いたことを知ったティファニーは、州の代議士に連絡を取り始めました。2016年にペリー・クラーク下院議員が提案した下院法13は、考慮さえされませんでした。2017年には大麻自由法という新しい法案が国会で提示されます。医療大麻が合法化されることが望まれます。

 

親が支援者になる

 

カーナルは法案が可決するようにロビー活動を行っています。ティファニーは、リンディの苦痛を緩和するために天然オイルを与えられないという事実に、大きな不満を持っています。CBDオイルはTHCをごく微量しか含まないので、精神が活性化することはないのです。CBDオイルは与えられないのに、娘を文字通り殺しかけている薬を投与することができるのはおかしい、とティファニーは言います。「状況を変える方法があるはずだ、法を変えなければいけない」とティファニーは続けます。

 

リンディはここまで生きてこれた、とティファニーは話します。リンディは理由があってここまで生き延びてきたのです。その理由とは、残りの人生を一生病院で過ごさない、という願いです。ティファニーは、リンディを穏やかに治療する自然療法を受けられることを保証できるように闘います。

 

クローン病とCBDオイル

 

クローン病は、医療大麻が合法の多くの州で、CBDオイル受給資格を持つ疾患のリストに入っています。産業ヘンプに含まれる非精神活性カンナビノイドであるCBDオイルの抗炎症特性は、クローン病の治療法として良好な結果を見せてきました。

 

法案が可決されたときには、解決策を手に入れたティファニーを祝い、リンディの容体が早く良くなることをお祈りしましょう。どの母親でもそうであるように、ティファニーも娘のことを決して諦めません。