野生大麻の生命力

北海道の一部の地域では野生大麻が毎年自生してしまう。そのため、夏場の炎天下と格闘しながら保健所や自治体の職員が大麻草を駆除しなくてはいけない。

毎年この駆除作業をしなければいけないのだから職員も大変だ。

「どれだけ抜いてもまた生えてくる。生えては抜いての繰り返しだ」と従事した職員はため息をもらすほど大麻草の生命力は強いのだ。

ドクダミのような生命力を持つ大麻草だが、今年は去年除去された量の10倍に当たる8081本、重さにして280キロも最終処分したとされている。

大麻草は厳しい法律がある植物のため、駆除したその日に焼却処分された。

大麻草の原産地は、中央アジアカスピ海東部沿岸とさており、その生命力を活かし、世界中の範囲で分布されていることが確認されている。

中央アジアと東ヨーロッパの境界にある塩湖付近を位置し、砂漠も多く存在する地域であることからその生命力の強さを物語っている。

なぜ北海道に野生大麻が多く自生するのかは謎だが、だからといって野生大麻を刈り取って摂取することは違法行為になります。

くれぐれも法律を厳守し、大麻草の誤解が払拭されることを強く望みます。