動画付き!パーキンソン病に医療大麻が効果的

アメリカではパーキンソン病に医療大麻が処方されているのだが、大麻を喫煙して劇的な効果があった衝撃的な映像があるので紹介したい。

ラリー氏が警官を引退後に初めて医療用マリファナを試したドキュメンタリー動画です。

医療大麻を摂取する前までは著しい「ふるえ」「固縮」が目立っていたが、摂取して2分後の映像では手の震えは完全に止まり、固縮していた体が自身の意思で動かせるようになっているのだ。見違えるような効果に目を奪われ、こんなにも即効性があるものなのだと再認識させられたものだった。

パーキンソン病は日本でも1000人に1人の割合で発症している決して遠い存在ではない病気です。パーキンソン病の日本での有病率は、人口1,000人当たりに約一人と言われており、日本全体で10万人以上の患者さんがいると推定され、高齢化社会を迎えるにあたって、今後ますます患者数は増えると予想されています。

パーキンソン病は50歳、60歳代で発病することが多いのですが、70歳代以上の高齢で発病する方も稀ではありません。また、時には40歳前に発病する方もいます。一般的には遺伝する病気とは考えられていませんが、年齢の若い段階で発病した方の中には、遺伝子の異常がある方がいる事が解ってきています。

医療大麻を日本でも医療に活用することができるのであれば、10万人以上の患者の方が日々の生活に取り入れることで苦しみから緩和されることが予想されます。

日本では医療大麻という言葉を聞くだけで逆に身を構えてしまう方も多いはずですが、世界では薬という認識で使用されています。

もちろん、医療大麻を使用することで酩酊状態になるリスクはあります。しかし、その点だけに焦点を絞るのではなく、大麻を使用することで疾患が緩和する可能性があることも視野に入れる必要性があるのではないでしょうか。

古来から日本でも薬用や漢方として使用され続けてきた大麻草をいかに有効活用することができるのか。また、政府の管理体制に基づき、適切な規則を設けて必要としている方に提供することこそが今後の高齢化社会に役立つものではないでしょうか。

これについては賛否両論の意見がありますが、まずは大麻草の研究を許可する法案改正が求められている時代だと感じています。

日本でも街中にパーキンソン病を患っている方は結構見受けられます。常に時間に追われている私たちの生活は、街中で他人に気を使うようなゆとりがありません。以前私が街中をぼーっと観察していると一人の高齢者の女性がいました。その方の右腕は左右に振れてしまう状態であることから、通路で人と交差する時に自分の右手が人に当たらないように自身の右手を壁に押し付けるように体で押さえ込んでいました。

普段であれば絶対に気づくことがなかったのですが、その時ばかりは気づくことができました。私たちは五体満足が永遠に続くと思っています(正確には永遠に続かないことはわかっていても安易に考えてしまう傾向にあります)が、そんなことはなくこの1分1秒自身の体内にある抗体が守ってくれているだけです。

その抗体が弱まれば病気にかかると言っても過言ではありません。日頃の健康はあなた以外の人は知る余地もなく、自身の体や他人の体もいたわうそんな世の中になることを願っています。ラリー氏のように疾患が劇的に改善される方もいれば、改善が見られない方もいるのでしょうが、大麻という植物がどのようなものか正確な知識を得ることこそが多くの方の希望へと繋がっていくことを望んでいます。