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株の効果を予測するためにTHC:CBDの割合を使用する

      2017/08/08

株の効果を予測するためにTHC:CBDの割合を使用する

パート3:どのようにTHCおよびCBD濃度を評価するか

どのように大麻株および製品のTHCおよびCBD濃度を評価するか

お気に入りの大麻製品にはどれくらいTHCが含まれていますか?この質問に答えるのは、ラベルに(願わくば)記載されている“全THC”量を読むほど単純ではありません。
大麻製品の全THC量の計算に関する正式な業界基準は無く、各製造社および検査機関はそれぞれの方法で計算しています。
消費者として実際求めているのは摂取量に含まれるTHCまたはCBD量ですが、それは製品の内容、投与方法、および消費方法によって異なります。

それでは大麻製品のTHC量を推定するためのさまざまな手段について見ていきましょう(同じ論理がCBDにも適応できます)。

THCA、THC、脱炭酸

大麻製品がどれだけ強力か知りたければ、THCAとTHCの違い、そしてそれがどのように変換されるかについて理解すると良いでしょう。
大麻はTHCを作るのではなく、脱炭酸によってTHCに変換される精神作用がない化合物であるTHCAを作ります。
この変換は通常、消費者によって加熱された時に起こります。
ライター、ヴェポライザー、またはオーブンで大麻を加熱すると、THCAがTHCに変換されます。
多くの人が“活性化された”対“不活性”について話しています。これが彼らの意味するところです。

表1:THC酸が大麻草によって生成されます。
熱エネルギーを付加すると、THCAの酸性残基が除去され、精神作用があるカンナビノイドTHCが生成されます。
大麻花は通常、非常に低い量のTHCしか含有していません。
消費者によって加えられる熱によって、ほとんどのTHCAがTHCに変換されます(エイミー・ファン/Leafly)。

THCA、THC、そして大麻製品のラベルを読むこと
アメリカで合法的に販売される大麻製品のほとんどは、THCおよびCBD含有量に関して検査を受け、ラベルに表示されなければなりません。
しかし、よくあるラベルを調べてみると、さまざまな数字が書いてある傾向にあります。CBDA、CBD、THCAおよびTHCの割合、そしてまた“全THC量”や“全カンナビノイド量”などです。 ではワシントン州の実際の例を見てみましょう。

表2:ワシントン州で販売される大麻花のラベル例(Western Cultured社製プラチナム・クッキー)。
“有効性分析”の下にある数字を見てください。
この製品は乾燥状態の重量でTHCAを23.2%、THCを1.0%含んでいます。
“全THC量”は、この製品に含まれる可能性のある全THC量を表しています。
すなわち、全THCAが首尾よくTHCに変換された際のTHC量を表します(ジュリア・サンター/Leafly)。

ラベルの“有効性分析”の下にあるTHC、THCAおよび全THC量の3つの数字に注目してください。このラベルでは、THC量は1.0%です。大麻草は熱による脱炭酸化(“活性化する”)の必要があるTHCAを主に含んでいるため、ほとんどのラベルにはこのように低量のTHCが表示されています。
この製品は、23.2%のTHCA量があります。

ややこしいのは“全THC量”です。ここでは21.35%とあります。
全THC量は、THCAがTHCに変換された後、乾燥状態の重量でTHCがどれだけ存在するかの割合を表示することになっています。
この例では、“全THC量”は21.35%です。
でもちょっと待ってください。
1.0%のTHCと23.2%のTHCAがあるなら、なぜ“全THC量”は24.2%ではないのでしょう?
THCAがTHCに変換されるなら、THCとTHCAの割合を足すだけで良いのではないでしょうか? 
違います。
この計算をややこしくすることがいくつかあります。

まず、THCはTHCAほど重くないので、それを考慮しなければなりません。
THCAとTHCの化学構造を見れば、つじつまが合います(表1)。
THCはTHCAの一部が切り取られた形です。
だからTHCは、THCAの分子重量より87.71%軽いのです。
これが、ラベルの全THC量が24.1%ではなく21.35%である理由です。
製品ラベルの“全THC量”を見たとき、これを考慮した計算をして数字を出しているはずです(下の表3の手段2を参照)。

第2に、THCAをTHCに変換するプロセスは100%効率的ではありません。
つまり、すべてのTHCA分子がTHC分子に変換されるわけではなく、また非常に高温の場合THCの一部はCBNに分解される可能性もあるのです。
スティープ・ヒル研究所の友人は、THCAがTHCとなる割合の代表的な上限は75%だと推測しています。
この場合、消費の際加熱されたTHCAがTHCにうまく変換されるのは、4分の3だけということになります。

この種の計算はより正確な全THC量の推定を提供しますが、実際にはTHCAがTHCに変換される効率を知るのは非常に困難です。
何故なら、どれだけ長い時間大麻花が加熱されたか、正しい加熱温度、使用した道具によって異なるからです。

計算方法(左から)
THCA% + THC%
結果:非常に過大評価されたTHC量
論理:非常に単純
正確さ:●◯◯ 
単純さ:●●●
手段1

(0.877 x THCA%)+ THC%
結果:潜在的な全THC量を計算
論理:THCAとTHCの重量の違いを考慮
正確さ:●●◯ 
単純さ:●●◯
手段2

(0.75 x 0.877 x THCA%)+ THC%
結果:入手できる全THC量を推測する試み
論理:THCA→THC変換の不完全性を考慮
正確さ:●●● 
単純さ:●◯◯
手段3

表3:全THC量を推定するための3つの異なる手段
THCAとTHCの割合を足すだけの手段1は単純過ぎで、THC含有量を大きく過大評価します。
手段2は、潜在的THC含有量の最大値を計算するのに正しい方法です。
手段3は全てのTHCAが消費可能なTHCに変換されないという事実を説明するのに使用できますが、実際にこの計算をするのは難しいです。
0.75の値はスティープ・ヒル研究所が使用するものですが、正確な数字はいくつかの要因によって異なるでしょう(エイミー・ファン/Leafly)。

消費方法による最終的なTHC量

「200℃で5分間、大麻抽出物をする加熱ことで、CBNを形成せず、ほぼ100%THCAをTHCに脱炭酸化させるという結果が得られます」—スイス、ベルン大学ルドルフ・ブレネッセン博士

異なる消費方法がどのように脱炭酸率および大麻製品の最終的なTHC含有量に影響するかより深く理解するために、Leaflyはスイス、ベルン大学のルドルフ・ブレネッセン博士と話しました。
ブレネッセン博士は、どのように脱炭酸率とTHC供給力が異なる製品(特にヴェポライザー)および摂取方法に影響されるかについて広く研究してきました。

ブレネッセン博士は、「脱炭酸の有効性/率は加熱温度と時間、およびヴェポライザーの設計と技術によって異なる」ことを強調しました。
博士の研究所は、大麻花と抽出物の両方において、いかに異なる気化温度および製品が、THCAがTHCに変換される効率に影響するかに関して特に研究してきました。
「200℃で5分間、大麻抽出物をする加熱ことで、CBNを形成せず、ほぼ100%THCAをTHCに脱炭酸化させるという結果が得られます」と博士は言います。

THCAからTHCへの脱炭酸は、約180℃で起こり始めます。
温度がさらに上がると、テルペンなど他の化合物がそれぞれ異なる温度で気化を始めます。
さらに高い温度で燃焼が始まります。
これはTHCや他のカンナビノイド量だけでなく、テルペンにも影響します。さらに燃焼は、人体に有害となりうる副産物を生み出す可能性があります。

「700℃以上で大麻を燃焼する(私の研究所では検査・立証していませんが)と、おそらくより高い脱炭酸率を得られますが、CBNおよび潜在的に有害な副産物の生産にも分解も大きくなるでしょう。
さらに、これほどの高温では、大事な“アントラージュ効果”化合物であるテルペンが失われます」ブレネッセン博士が説明します。

気化VS 燃焼

(右端)不健康な副産物&テルペン損失

表4:異なる消費方法は、摂取するカンナビノイドおよびテルペン量に影響します。気化は燃焼より低い温度で起こり、THCからCBNへの分解やテルペンの破壊を起こしにくいです。
しかし、気化によるカンナビノイドおよびテルペン含有量は、異なる気化温度によってさまざまです(エイミー・ファン /Leafly)。

大麻花が燃焼を始める正確な魔法の温度数はありませんが、大半の商用ヴェポライザーの温度領域はこの限界値より低いはずです。
直接花に火をつける伝統的な喫煙手段はまた別の話です。
通常Bic製ライターの炎の温度は1000℃を軽く越えるので、THCからCBNへの分解やテルペンの破壊を引き起こすことが考えられます。
これらの要因は当然ながら体験の性質に影響します。

考慮すべき点

これは、大麻製品が乾燥状態の重量で含むTHC含有量の論理的な最大パーセントを知る方法でした。
同じ論理がCBDにも当てはまります。
製品がきちんとラベル表示されている場合、この値は“全THC量”または似たような形で表示されているはずで、以下のように計算されているはずです。

潜在的な全THC量=(0.977% x THCA)+ THC%

これが大麻製品に含まれるTHC量の論理的な最大値です。
これはTHCAとTHCの重量の違いを考慮し、THCAが100%THCに変換されると仮定しています。
しかし変換効率は100%ではない可能性があるため、この数字が推定最大値なのです。
あなたが入手可能な本当のTHC量はおそらくこの数字より低いでしょう。
どれだけ低くなるか正確に推測するのは簡単ではありません。
何故なら、我々が調べたところ、個人の消費方法の詳細によって異なるからです。
そしてもちろん、これら全ては、大麻製品が正当かつ正確に測定されているかによって異なります。

今日市場にある一部の大麻製品が精密に検査されておらず、ラベルの数字が誇張されることは全くあり得ることです。
もしあなたが大麻を始めたばかりなら、信頼できる情報源から良質品を推薦してくれるように必ず大麻販売店店員に聞くようにしてください。

出典:Leafly

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