ウィスラー医療大麻会社が高濃度CBG・大麻オイルを導入

認可されたオーガニック認定医療大麻製造社であるウィスラー医療大麻会社(WMMC)は今日、カナダで初めての高濃度カンナビゲロール(CBG)大麻オイルの発売を発表しました。

ウィスラー医療大麻会社がCBG・大麻オイルを発売

ブリティッシュコロンビア州(2016年9月27日ウェブサイトMarketwired)。WMMCの多様な種子バンクから最良の医学的表現型を特定しようとした、2年にわたる研究の結果、発売の発表となりました。このプロセスは成熟時にTHCおよびCBGを大量に含む独自の表現型を特定し、それが今、高濃度CBGオイルの原材料を形成しています。

カンナビゲロール(CBG)は多数の医療特性に関して現在研究されている非精神作用性のカンナビノイドです。
まだTHCまたはCBDほど研究されていませんが、初期の研究はCBGが広範囲の薬効を持つ可能性を示しています。

WMMCの医学研究長ブリシュナ・カマールはこう述べています。

「基礎研究は、CBGが細胞培養および動物モデルにおいてさまざまな効果、例えば抗炎症、鎮痛、抗真菌などの作用を発揮することを示しています。現在、がん、緑内障、炎症性腸疾患、異なるタイプの痛み、ならびにハンチントン病などの神経変性病など、多くの疾患に関する治療の可能性のために研究されています」

THCとCBGの両方を3:2の割合で含むWMMCの高濃度CBGオイルは、WMMCに登録した患者が独占的に入手することができます。発表を通じてWMMCは、さらなるCBGの特性研究の方向性を決めるため、どのような疾患にCBGが効果的に効いたか患者からの情報を集めることを目標としています。高濃度CBGオイルを購入した患者は、その有効性に関する短い調査を完了することが要求され、次のオイル購入のために40ドル分のクレジットが与えられます。

WMMC大麻オイル計画の創設者および最高科学責任者であるダニエル・ランテーラは次のように述べています。

「我々のCBGオイルはカナダにおける認可製造者の中で最初のものであり、WMMCは医療大麻業界におけるパイオニアとなります。我々は、薬を必要とするすべての患者のため、大麻草の完全な可能性を明らかにすることに全力を尽くします。それはTHCおよびCBDだけではありません。我々はCBGを患者に提供できることに非常に喜んでいます。また我々が安堵を提供できる疾患数を増やせるよう期待しています」

ウィスラー医療大麻会社の大麻オイルについて

現在カナダで最も大きいセレクションである、12種の特定の大麻株によるオイルを提供するWMMCは、アルコール、ブタンまたは二酸化炭素などの揮発性溶剤を使用せずに製品を製造しています。オイルは植物材料を大麻樹脂から物理的に分離することで生成され、その後オーガニックのココナッツまたはオリーブオイルに注入されます。生きた植物にテルペンを留める革新的なプロセスを用いて、新鮮な冷凍大麻から作られるWMMCの製品は、それぞれの株が持つカンナビノイドとテルペンの優れた混合物によって生産される優れた薬効、または“アントラージュ効果”を保持しています。

ウィスラー医療大麻会社について

2014年に設立されたWMMCは、カナダ保健省の医療用大麻規制アクセス(元医療用大麻規制)を通じて登録された患者に対して乾燥大麻および大麻オイルの両方を提供しています。カナダで最初に認可された大麻製造社の一つであることに加え、WMMCはフレイザー・バレー有機生産者組合によって承認された、カナダで唯一の100%オーガニック認定生産者です。WMMCは、各製品に含まれるカンナビノイドおよびテルペン量を表示する分析画像である効能プロファイリングを使用し、 患者および医師が各大麻株の特性を理解するのを助けるため全製品の分析をすべて提供することにおいてトップ企業なのです。

出典:newcannabisventures